キミは、忙しさのあまり体調を崩してしまっていないか?
そんな時に流行ってしまうもの。
それは風邪やインフルエンザだ。
全国各地で猛威を猛威を振るっているがその対策としては手洗いうがいが一般的だが、免疫を高めるというのも重要なことのひとつだ。
免疫を高めるのに有効な食べ物としてはニンニクやショウガなどが有名だ。
だが、実は免疫を高めることができる特効薬的食材がある。
しかもそれだけの効力がありながらもその食材は冬にあまり食べるイメージがないためか、風邪対策に食べる人は少ない。
その食材とは何なのか。
実はウナギだ。
夏バテ対策として有名なウナギだが、旬は冬眠のために体に栄養を蓄える。
ウナギはビタミンAが豊富で、その量は1人前のかば焼きで1日に必要な量の3倍を摂取することができるほどだ。
それ以外にもビタミンB1、B2、D、E、タンパク質、ミネラルなど栄養満点だ。
だがウナギを食べるとなると懸念材料がひとつある。
値段だ。
これからさらに猛威を振るうであろうインフルエンザの対策としてはぜひとも食べておきたいが、どうしてもそこが懸念材料となってしまう。
だが、そんな問題を解決している店が実は新宿にある。
それも西新宿の高層ビル街のお膝元にだ。
今回はそんな驚きの店「宇奈とと新宿店」のことを紹介したいと思う。
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おすすめ1 ワンコインで食べることができるうな丼
宇奈とと新宿センタービル店は新宿駅にほど近い新宿センタービルの地下1階にある。
弁当も扱っているため店先には大きな発泡スチロールの箱が置いてある。
一人で訪れた俺はカウンターへと通された。
中はかなり明るく、雰囲気も落ち着いていてとてもおしゃれだ。
今回注文するのは宇奈ととの看板メニューである「うな丼」だ。
様々なメディアでも紹介されている、宇奈ととの魅力ある一品だ。
10分ほどするとそのうな丼が届いた。
たれをしみこませたご飯の上にかば焼きを載せたこの品。驚くべきはその値段だ。
なんと500円。ワンコインだ。
新宿という土地でこの価格でウナギを食べられるなんて信じられない。
色々観察したいが鼻に届く芳しい香りのせいでこれ以上お預けを食らうのは我慢できない。
早速いただくとしよう。
カウンターの上に置いてあったかば焼きのたれをかけてかば焼きを一口。
ああ、うまい。
炭火の香りの中にたれの甘味、そしてウナギがもつ旨味をしっかりと味わうことができる。
宇奈ととではウナギを備長炭で焼いている。それによって身はふっくらと仕上がり、魅力的なにおいを武器としている。
そしてご飯。
たれをしみこませたことによってとてつもない旨味を持っている。
これだけでご飯何杯でも行けるんじゃないかと思う。
それにしてもこれだけの味わいを持ったこのたれ。
なんて罪深い味なんだろう。
ウナギにおいてたれはとても重要だと思うが、このたれは本当にうまい。
本醸造の醤油をベースに砂糖や米酢を加えて作られているらしい。旨味と甘味が見事にまとまっている。
ウナギ、ご飯、たれ。どれもうまい。
これで500円なんてほんと驚きだ。
丼とウナギがなくなるのに時間はかからなかった。
おすすめ2 しっかりと味わうことのできるひつまぶし
ウナギを使った料理として有名な料理としてうな丼やうな重と並ぶくらい有名なものといえばウナギのひつまぶしだろう。
様々な味を楽しむことができるひつまぶし。これも宇奈ととで食べることができる。
しかも1000円以内でだ。
別の日に宇奈とと新宿店を訪れた俺は早速これを注文することにした。
今回注文したのは普通の量のもので800円だ。
プラス100円でウナギの量が増える「増し」、200円でさらに増える「特増し」という感じでウナギの量を好みの量に変えることができる。
では早速いただくとしよう。
実を言うと人生初ひつまぶしなので今から楽しみだ。
まずご飯をヘラで4等分にする。
4つに分けたご飯の1つを小鉢に盛り付けてかば焼きのたれをたっぷりと掛ける。
ひつまぶしの1杯目はウナギの味を楽しむためにうな丼でいただく。
オーソドックスでありながらもしっかりとした旨味を秘めている。
やっぱりこのたれうまい。
続いて2杯目だ。
先ほどと同じように4分の1を小鉢に盛り付けてたれをかける。
そこで終わらせずに今回はそこにわさびと山椒を加える。
薬味を加えたうな丼を一口。
薬味が入ったことによって当然味が変わるのだが、その味がまた面白い。
わさびの風味、そして山椒の豊かな香りが鼻に届く。
それによって甘味と旨味がたっぷりだったうな丼の味に締まりが出ている。
これはこれでまた別のうまさがある。
そして3杯目。
再び4分の1を小鉢に入れる。
今回はここでたれをかけるのではなく、熱々のだし汁を掛ける。
これでウナギのお茶漬けの完成だ。
早速このお茶漬けを口の中へと掻き込む。
出汁茶漬け。見事な味だ。
ウナギの旨味とだし汁の旨味が程よくマッチしている。
やはりお茶漬けにするのであればだし汁がうまくないと。
4杯目はどれか好きなやつをもう一度楽しむ、というのが主流のようだ。
だがどれもうまかったので正直悩む。
どれか1つを選ぶために残り2つを切り捨てるというのも惜しい。
散々悩んだ結果、俺はある方法でいくことにした。
全部合わせてしまえばいいんだ。
小鉢に残っていたご飯とウナギを入れて、そこにたれをかけて1杯目のうな丼を作って一口。
うん。やっぱりうまい。
次にそこに山椒とわさびを追加してもう一口。
これもうまい。
最後にだし汁をたっぷりと掛けて残りを口の中へ。
たれの甘味と薬味の引き締まった味、そしてだし汁の旨味全部が口の中に広がる。
チクショウ、うまい。
結局どれもうますぎてどれかひとつ選べ、っていうほうが無理だと思う。
まったく。ひつまぶしを考えた人間って結構無茶な選択をさせる性格だったんじゃないだろうか。
そんな根も葉もないことを考えながら手を合わせて頭を下げた。
ごちそうさんでした。
人生初ひつまぶし、うまかったです。
おすすめ3 居酒屋メニューも豊富
さて、ここまでは宇奈ととの代表的なウナギ料理を紹介したが、ここでは宇奈ととのもう1つの顔について紹介したいと思う。
宇奈ととでは17時からあるメニューが追加される。
どんなメニュー化というと、おつまみメニューだ。
宇奈ととは17時からは居酒屋としての側面も見せる。
そのメニューも幅が広い。
居酒屋で定番ともいえる枝豆やいぶりガッコチーズ、ポテトサラダなどをはじめ、焼き鳥やフライドポテトも扱っている。
ウナギを扱っている店ならではのメニューも豊富だ。
ファンにはうれしいウナギの肝を串焼きにした肝串をはじめ、うなぎの肝を使った佃煮やウナギの山あんかけ、ウナギの天ぷら、さらにはウナギとキュウリの酢の物やウナギが中に入った卵焼きなんてものまである。
極めつけはおでんだ。
宇奈ととでは自慢の特製出汁で作ったおでんが提供されている。
この寒い時期に体の芯まで温まるおでんは格別だろう。
そしてそれらと共に楽しむためのアルコールも種類が多い。
ビールだけではなく、日本酒、サワーカクテル、ウイスキー、焼酎、ホッピー、梅酒と豊富だ。
宇奈とと新宿センタービル店のある西新宿といえば高層ビルの立ち並ぶオフィス街だ。
しかも駅から近い。
仕事終わりに一杯ひっかけるのに最高の店かもしれない。
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まとめ
さて今回は宇奈とと新宿センタービル店を紹介したがいかがだっただろうか。
宇奈ととでは昼は手軽にウナギを楽しむことができ、夜は居酒屋としてまた違った楽しみ方ができるということをご理解いただけたかと思う。
これから寒さも一段と厳しくなってくることだろう。
寒さに負けないように体力をつけるべく、ぜひとも訪れてウナギを堪能していただきたい。
【今回紹介した品】
うな丼 500円
ひつまぶし 800円
お店情報
宇奈とと新宿センタービル店
・住所
東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルB1
・電話番号
03-5381-6969
・営業時間
平日 11:00~23:00
土曜 11:00~14:00
日曜祝日休み
(写真と文/鴉山翔一)
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