風雲児新宿本店が国内外問わず人気である3つの理由

    風雲児。

    チャンスをものにして大活躍する英雄的人物のことをそう呼ぶ。

    有名な人物でいえば天下人の織田信長などがまさにそうだろう。

    新宿にもかつて風雲児と呼ばれていた人物がいる。

    そしてその人物は今、南新宿で行列ができるほどの人気店を営んでいる。

    それこそが今回紹介する「風雲児新宿本店」だ。

    店前行列

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    理由1 様々な活躍を収めた店主

    「風雲児」という店の名前は店主がかつてとある業界で風雲児と呼ばれていたことに由来する。

    それについて詳しく語るうえで外せないのは、店主三宅重行氏のユニークなキャリアだろう。

    簡単ではあるが少し紹介しておこう。

    風雲児新宿本店の店長三宅重行氏は愛媛県の出身だ。

    一度スカウトで芸能界入りした三宅氏は自分が本当にやりたいことを探し求めるために芸能界を引退し、司会業へと進んだ。

    ある日、三宅氏の活躍と勤勉さを耳にした某企業の社長から直々に新規事業への参加を誘われ飲食業界へと足を踏み入れる。

    イタリアンやフレンチなどの料理のほか、人材育成などのマネジメントを学んだ三宅氏はトレーナーとして次々新規店舗の立ち上げにかかわり、またグループが経営するホテルで接客の勉強をするために出向もしている。

    再び飲食業界へと戻ってきた三宅氏はそれまでに得てきたスキルをいかんなく発揮して、ついに取締役の座にまで昇り詰める。

    そんな三宅氏の転機となったのは知り合いとラーメンの食べ歩きを行ったときのことだ。

    食べ歩きを繰り返すにつれてラーメンが持つ魅力や奥の深さを知ったことで興味と作りたいという思いが次第に増えていった。

    そして2007年。それらの地位を捨てて自身で株式会社を設立、そして南新宿のちに風雲児新宿本店をオープンさせた。

    そんな店主が大事にするのはおもてなしの心だという。

    この心は彼が関わってきた全ての業界に通じるものだ。

    料理以外にも立ち振る舞いや表情、言葉などにおもてなしの心を持たせる。それが訪れた人に伝われば喜びや感動といったものにつながる。

    そう考えている三宅氏は自らお客をさばき、また的確に店員を指示している。

    時には麺を持った皿をまるでパスタでも運ぶかのように腕に乗せて運ぶという達人技を見せるというエンタメ的な一面を見ることもできる。

    すべては彼の思うおもてなしの心から来ているのだ。

    券売機

    理由2 外国人にも人気な濃厚Wスープのつけ麺

    そんな風雲児新宿本店に俺がたどり着いたのは午後7時前。

    寒空の下、店の前には2、3人すでに先客がいた。

    まあ、このくらいは想定内だ。

    このくらいであればすぐに店内へ入ることができるだろう。

    そう思い、前の客が店内に入ったので俺は入口の前に並んだ。

    そこで俺の目に飛び込んできたもの。

    店内

    それは店の壁に沿って並んで待っている大勢の先客だった。

    前言撤回。これはしばらく待つことになりそうだ。

    だが店内にはすぐに入れた。

    店内はカウンターが10席ほど。厨房を囲うような形で配置されている。

    店内に入ったので俺はまずは食券を買うことにした。

    この店のメニューはつけ麺とラーメン。それぞれ普通のものと具材が増えた得製のもの。そして17時から販売される限定15食のかまたまーめんだ。

    かまたまーめんは売り切れになっていたので実質つけ麺かラーメンの2択だ。

    今回は迷うことはなかった。

    俺が選んだのつけ麺だ。

    ここのつけ麺は訪れた客のほとんどが注文するもの。まず食べるのならこちらのほうがいいだろう。

    食券を渡し、壁際の列に並ぶ。

    待ち時間はだいたい15分ほどかかりそうだ。

    待っている間、俺の後にも続々と客が入ってきていた。

    その際、気付いたことが一つある。

    この店、外国人の率が他の店に比べると多いのだ。

    なぜ風雲児には外国人が多く訪れるのか。

    あとで調べて分かったのだが、風雲児は月間30万PVを超える外国人ラーメンブロガーが休暇から帰ってきたら必ず食べに行くところだと紹介している店なのだ。

    そのブログを見た人が日本に観光に来た際に訪れている。

    風雲児に外国人が多いのはそういった理由があるのだ。

    さて、そうこうしていると席に座ることができた。

    座ってから2、3分後。店主がパスタでも運ぶかの如く皿を腕に乗せて麺を配り、そしてつけ汁が運ばれてきた。

     

    つけ麺

    ここの店もかなりつけ汁は濃厚そうだ。

    器を持って少しつけ汁を口の中に含む。

    うん。やっぱり濃厚だ。

    魚介系の味の中にどこか動物系のコクを感じることができる。

    風雲児のスープは動物系と魚介系を合わせたWスープだ。

    丸鶏や鶏ガラをじっくりと煮て作り出した鶏白湯に昆布や鰹節、うるめいわしといった魚介系の素材を合わせたスープは8時間煮た後、6時間かけて濾しとる。さらにそうして作り出したスープを1日熟成させることで旨味を引き出している。

    スープを作るだけで38時間という多大な時間を要しているのだ。

    そうして作られたスープは臭みや癖がなく、鶏と魚介両方の旨味が濃縮されていてわずかに甘味も感じることができる。

    さすが手間がかかっているだけある。

    麺は小麦の味が豊かな中太麺だ。

    もちっとした弾力があり、のど越しのいいこの麺はつけ汁に浸すことでその旨味をしっかりと捉え、お客の口の中で小麦とスープの宴を催す。

    今回は200グラムの並盛で注文したのだが、このくらいなら簡単に食べれてしまう。むしろ少し物足りないくらいだ。もしかしたら大盛の300グラムでもよかったのかもしれない。

    麺を食べ終わったら、カウンターの上に置いてあった割りスープをつけ汁に注ぎこんで、スープ割りを楽しむ。

    割りスープを入れた分元々あったつけ汁のとろみはなくなったが、その旨味は遜色ない。

    スープの出汁がよくきいているからなのだろう。

    残りも全部ぐいっといかせてもらった。

    最後の一滴までうまかった。

    ごちそうさんでした。

    腹を満たせた俺は器をカウンターの上に置き、外に出た。

    そこで目に入ったもの。それは店の前には俺が入った時とはくらべものにならないくらいの行列だった。

     

    店前

    運よく夜のピークを迎える前に俺は店内に入ることができたらしい。

    多いとこの行列は道路を挟んで店の反対側にある公園まで続くというのだから驚きだ。

    これがもし10分遅れていたとしたらこの寒空の下、この列に並んでいないといけなかったかもしれない。いや、もしかしたらもっと……。

    そう思うと、なんかぞっとした。

     

    理由3 自宅でも食べることができるつけ麺

    国内外の人問わず人気のある風雲児のつけ麺を食べてみたいと思った人、そしてこんな行列に並んでなんかいられない! とか自宅でもこの味を食べれればなぁ、と思う人もいるだろう。

    そんな人には朗報だ。

    風雲児では店頭でお土産用のつけ麺を販売している。

    麺とチャーシューの入ったスープ、そして魚粉が3食分入って2400円だ。

    さらに言うと、なんとあの楽天市場でも通信販売を行っているのだ。

    こちらは3食分のセットと9食分のセットの2種類がある。

    店頭でなくても自慢の味を一人でも多くの人に楽しんでほしい。

    そういった店主の思いが形になっているのだろう。

    興味があったらぜひとも試してみていただきたい。

     

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    まとめ

    さて、今回は風雲児新宿本店を紹介したが、いかがだっただろうか。

    訪れた人に楽しんでもらい、感動してもらうために料理だけではなくおもてなしの心を持ったサービスにも力を入れている。

    だからこそ国内外問わず多くこの場所を訪れ、絶えず店の前には行列ができるのだろう。

    もし興味があるのであればぜひとも一度訪れて、風雲児自慢のつけ麺とそのホスピタリティーあふれる店員のおもてなしを体験してみていただきたい。

     

     

    今回注文した品

    ・つけ麺 800円

     

    風雲児新宿本店

    住所

    東京都渋谷区代々木2-14-3 北斗第一ビル1F

    電話番号

    03-6413-8480

    営業時間

    11:00~15:00、17:00~21:00

    日曜祝日休み、スープ売り切れ次第終了

    (写真と文/鴉山翔一)

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