12月となりせわしない毎日を過ごしていらっしゃるでしょうか。
今年も残すところあとわずか。あっという間に2016年も終わりに近づこうとしています。
ですが、その前に大きなイベントがありますね?
クリスマスです。
今年のクリスマスはなんと3連休。
友達とパーティーをする人。恋人と過ごす人もいるでしょう。
中にはクリスマスなんて特に予定なんかない! そもそもクリスマスは仕事じゃー! そしてリア充爆発しろー! なんて叫びをあげる人もいるでしょう。
ちなみに私は後者です。
それはさておき、クリスマスとなれば必ず必要なものがあります。
プレゼントです。
プレゼントは、他人にあげてもいいし、頑張った自分へのちょっとした贅沢なご褒美として買ってもいいもの。
ですが、いざ買おうとなると意外と悩むもの。
ましてや予算が少ないともなるとなおのこと。
そんなあなたに朗報です。
実は低予算で、しかも素晴らしい逸品を買える場所が新宿伊勢丹の地下にあるんです。
そのお店の名前は「プラドエピスリー」。
今回はこのお店について紹介したいと思います。
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■理由1 豊富な種類の茶葉が取り扱われている
まずプラドエピスリーがどんなものを扱っているのか。
簡単に言ってしまうと、世界中から集めた紅茶や缶詰、調味料、ビネガーやお菓子を取り扱っているお店です。
その中でも紅茶に関しては売り場の3分の1ほどの面積を占めています。
紅茶コーナーの中央には季節限定の茶葉やティーパックが販売されています。
ものによっては試飲することもできます。
今回取材に行った際にも試飲することができました。
試飲したのは伊勢丹新宿店限定ブランド「ナヴァラサ」の「テ コンポート レザン」というブドウの風味を加えたフレーバーティーです。
ブドウの香りが強く、さわやかな味わいのフレーバーティーです。
この商品は毎年販売されている定番商品ですが、一番の人気だということです。
そのほかにも瓶にティーパックを詰めたものも数種類取り扱っています。
クリスマスをイメージして作られたフレーバーティーにはリンゴやクリといった果物の風味を加えたものやチョコレートの風味を加えたものがあります。
すべてサンプルの茶葉が設けられているので、自分の気に入ったものを選ぶことができます。
壁沿いにはナヴァラサブランドの様々な種類の紅茶やフレーバーティーが置かれています。
そして奥には「紅茶のシャンパン」とも言われているダージリンが並べられています。
しかもプラデエピストリーではダージリンの茶葉をファーストフラッシュ(春摘み)セカンドフラッシュ(夏摘み)、オータムナル(秋摘み)といった季節ごと、さらには農園ごとに茶葉の販売を行っているのです。
でもそんなにダージリンで種類があるんじゃ選べない。そういう人もいることでしょう。
そんな人にお勧めしたいのがダージリンの飲み比べセット。
3つの季節の飲み比べのセットとセカンドフラッシュの農園比べのセットの2種類があります。
ダージリンは季節ごとでも味の違いが出ますが農園ごとでも個性があるといわれています。
そんな魅力ある紅茶を手頃な値段で楽しむことができるのです。
しかしここまで種類が豊富だと迷ってしまうというのも事実。
そんな時はぜひとも店員さんに相談してみてください。
昨年、このお店で母親へプレゼント用に送るためにここへ訪れた際にも、紅茶の知識が乏しい私に対して、色々なアドバイスをしてもらうことができました。
専門知識豊富で親切な店員さんがあなたにあった茶葉を選ぶ手助けをしてくれるはずです。
また、こちらのブースにはティーポットなど様々なアイテムが置かれているので、そちらもチェックしてみてください。
■理由2 週替わりに変わる目玉商品が並ぶレジ前スペース
店内の中央にあるレジ前のこのスペースは主にビネガーなどのジャムやワインを扱っています。
ここのスペースで紹介される商品は時期によって変わるようです。
今回取材に行った際に見かけた商品について紹介させていただきましょう。
まずはこちらの商品。
ガラス瓶にはコーヒーの豆のようなものが描かれています。
コーヒーに関係する何か。そう思われるかもしれません。
実はこれ、チョコクリームの中にナッツやコーヒー豆そのものを混ぜたものなんです。
こちらについてもテイスティング用のものをいただけたので味見してみました。
チョコクリーム、というだけあって最初は甘味が強いのですが、後からコーヒーの風味が出てきて引き締まった後味を与えてくれます。
本来はパウンドケーキのような食感のパネットーネというイタリアの菓子パンに塗って食べるものらしいのですが、店員さん曰くそのままなめるといった食べ方でもいいようです。
別の日に行った際には、ノンアルコールのワインが置かれていました。
まず上の2種類はスパークリングワインタイプのものです。
この2種類は単にアルコールが抜けたスパークリングワイン、というわけではありません。
このスパークリングワインはお茶が使われているワインなんです。
白茶の中でも中国の歴代皇帝が好んだといわれている最高級の茶葉「白豪銀針」にフルーツの果汁をブレンドしたもので、さっぱりとしていながらもフルーツの甘さをちゃんと味わうことができます。
炭酸もあとからくわえたものではなく、フルーツを発酵させる過程で出たものなので炭酸が苦手な方でも飲むことができます。
白茶と青リンゴを合わせた白、白茶にブドウとハイビスカスティーを合わせたロゼの2種類があります。
下の段に並べられているのは、「ルーミー」という銘柄で赤ワインのノンアルコール版といった感じの逸品です。
さっぱりとした味わいと酸味が特徴で魚や鶏肉の料理と相性がいい「リンゴン」と深い味わいがあり肉料理などと相性がいい「アロニア」の2種類があります。
見た目だけでは普通のワインと何ら変わりはないと思われます。
しかしこのワインはすごいんです。
実は最近とある大舞台でふるまわれたワインでもあるんです。
その場所とはとこなのか。
ヒントは晩餐会です。
このキーワードで気付いた方もいるでしょうか。
このノンアルコールワイン、ノーベル賞の晩餐会で振舞われているワインなんです。
スウェーデン王室御用達でもあるこのワインはミシュランのシェフからもオファーが来るほどの一本でもあるのです。
こんな感じでレジ前のコーナーには魅力的な商品が時期ごとに並べられているのです。
■理由3 由緒あるフランスの食料品店「エディアール」
プラドエピスリーの中には、柱を中心にして赤を基調としたラベルが貼られた商品が並ぶスペースがあります。
この区画はフランスの老舗食料品店「エディアール」の商品を置いたスペースとなっています。
エディアールは厳選されたブランドだけが加入を認められるコンベール委員会に食料品店で唯一加盟しているお店で、ピカソやヘミングウェイ、歴代のフランス大統領なども愛したといわれている場所でもあるのです。
伊勢丹新宿店ではそんな由緒あるお店の味を売り場に併設されたイートインスペースで味わうことができます。
また持ち帰り用に量り売りされている商品もありますので、家でゆっくり楽しむということも可能となっています。
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■まとめ
さて、今回は伊勢丹新宿店の地下にあるプラドエピスリーを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
魅力的な商品がたくさんあるプラドエピスリーのことを簡単ではありますが、知っていただければ幸いです。
今年もあと2週間弱。
1年の締めくくりに自分他人問わずプレゼントするのに最高の商品がここで見つかることを祈っております。
【今回の取材場所】
新宿伊勢丹
・住所
東京都新宿区新宿3-14-1
・定休日
不定休
・営業時間
10:00~20:00
(写真と文・鴉山翔一)
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