新宿の老舗「すずや」には変わった食べ方のとんかつがある

    とんかつ茶づけ

    揚げ物の定番でもあるとんかつ。

    とんかつのおいしいお店は様々な場所にあり、中には老舗といえるようなお店もあったりします。

    ですが、おそらく今回紹介するようなスタイルのとんかつが食べられるお店というのはそうないでしょう。

    というわけで、今回はちょっと変わったとんかつが食べられる新宿の老舗「すずや」を紹介していきたいと思います。

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    ・歌舞伎町の入り口にあるとんかつの老舗

    今回紹介するすずやがあるのは新宿の歌舞伎町一番街のアーケードのすぐそばにあるすずやビルという建物の中にあります。

    こちらのビルの地下1階から4階まではドトールコーヒーが入っていて、そちらの店舗に関しては結構な頻度で利用する事があるのですが、すずやはこのビルの5階に入っているというのです。

    ですが大通りに面した正面の入り口からは5階に上がるためのエレベーターや階段といったものはありません。

    ではどうやって5階まで行けばいいのかというと、アーケードをくぐった先にビルへの入り口があります。

    エレベーター入り口

    そこにあるエレベーターを使って5階まで上がると、ちょっとした待合室のような感じになっていて、その先にすずやの客席があるみたいです。

    時刻は14時前なのでランチタイムも終わる頃合いだとは思うのですが、それでもエレベーター前の所には5,6人くらいは待っています。

    この時間であれば待つ事なくすんなりと席に座れると思っていたのですが、待っている人が何人もいるというのは驚きです。

     

    すずやの創業は1954年と結構歴史があります。

    創業者である鈴木喜一郎・華子夫妻が各地で集めた食器や装飾品を食器などに活かして始めた「民芸茶房すゞや」というのが前身だったようです。

    創業以降、版画家の棟方志功をはじめとした様々な著名人に愛されてきたお店は洋食店、とんかつ専門店と形を変え、今日まで愛され続けてきました。

    すずやについて

    ・他にはない変わったとんかつ

    では早速すずやのメニューを見てみましょう。

    すずやメニュー1

    すずやメニュー2

    今日において、とんかつの専門店として認知されているすずやには様々な揚げ物のメニューが用意されています。

    ここにあるモノだけを見ると、良くも悪くも普通に見えてしまうでしょう。

    いくら創業当時のメニューを復活させたハンバーグや鉄板焼きがあるとしても、確かにとんかつやヒレカツ、フライの盛り合わせといった品は大抵の揚げ物屋さんに行けば食べられるメニューでしょう。

    ですがすずやの看板メニューはこういった普通の揚げ物の定食ではありません

    すずやメニュー3

    なんととんかつをお茶づけにしたものが提供されているのです。

    もちろん今回注文したのも、このとんかつ茶づけです。

    とんかつ茶づけ

    このとんかつ茶づけは一般的なとんかつ定食と比べても大きく見た目が異なっています。

    まず通常であれば生の千キャベツがとんかつのトッピングとして乗せられていますが、このメニューの場合は炒められたキャベツに刻み海苔がとんかつの上にのせられています。

    網ではなく鉄板の上にとんかつが盛られているというのも他のとんかつにはない特徴ではありますが、最大の特徴は他でなら必ずあるものがこのすずやでは置かれていません。

    そのあるものとは、ソースです。

    とんかつであれば通常とんかつに使うソースが置かれているのが当たり前でしょうが、このすずやの席の上にはとんかつソースは置かれていないのです。

    ではどのようにして味が付けられているのかというと、席に運ばれる前にあらかじめお店オリジナルのソースがかけられて調理された状態で提供されているみたいなのです。

    そして提供されるソースは定番醤油味、からし醤油味、ニンニク醤油味の3種類があります。

    とんかつアップ

    一般的なとんかつとちがってサクッといった食感というのはありませんが、ソースの味を吸ったとんかつはまたちがった味わいを楽しませてくれます。

    ご飯とみそ汁、漬物、そしてキャベツはお代わり可能という事なので最後の楽しみの分を心配する必要はなさそうです。

    ・お茶づけという新たな楽しみ方

    そろそろすずやのとんかつの締めでもあるお茶漬けという食べ方に移るとしましょう。

    といってもこのままではお茶漬けに必要なお茶やだし汁がないので、店員さんにお茶漬けの準備をお願いします。

    お茶漬け用の急須

    すると急須が2つ運ばれてきます。

    中身は黒い方がお茶、ベージュの方は注文する際にいっていたソースのようです。

    このソースはお茶漬けの味を調整するために使うようです。

    お茶

    味調整用のソース

    では早速とんかつのお茶漬けを作っていくとしましょう。

    まずご飯の上にとんかつとキャベツを乗せていきます。

    お茶を入れる前

    その後、たっぷりとお茶を注いでいきます。

    そうしたらとんかつ茶漬けの完成です。

    このとんかつのお茶漬けは元々すずやが惣菜店だった頃に冷めてしまったとんかつをお茶で温めて食べようというお店のまかない料理から始まったそうです。

    やがてとんかつ茶漬けは裏メニュー的な存在となって人気を集め、ついに商品化されたというわけです。

    一口すすりながら食べてみると、お茶にソースの味が染み出たほっこりとした味わいがあります。

    お茶を吸って柔らかくなった衣というのもなかなかいいものです。

    どうぞお店を訪れた際はこの味を味わって管さ合い。

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    まとめ

    今回は新宿の歌舞伎町にあるとんかつの老舗「すずや」を紹介していきました。

    いかがだったでしょうか。

    新宿の老舗であるすずやでは他のお店では味わえないようなとんかつが味わえるとご理解いただけたと思います。

    興味を持たれた方はお店に足を運んでいただければと思います。

    (写真と文/鴉山翔一)

    ・お店情報

    すずや新宿本店

    ・住所

    東京都新宿区歌舞伎町1-23-15 SUZUYAビル5F

    ・電話番号

    03-3209-4480

    ・営業時間

    11:00-23:00

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