新宿の老舗「王ろじ」ではちょっと変わったカツカレーを味わえる


    かつては甲州街道に通り道として繁栄した新宿。

    新宿は宿場町から繁華街、オフィス街と時代とともに姿が変わっていますが、その長い月日の中でも変わらずに人々から親しまれ続けてきました。

    新宿の街が変わっていくのと同じように様々なお店ができたり消えて行ったりしていますが、昔から残っている老舗も確かに存在しています。

    今回は新宿の伊勢丹のそばにあるとんかつ屋「王ろじ」を紹介していきたいと思います。

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    ・伊勢丹そばのとんかつ屋

    王ろじがあるのは、新宿駅の東側。

    数多くある百貨店の中でも特に新宿を象徴する「伊勢丹」の本館そばにある駐車場の裏手になります。

    すぐそばにはこの新宿マガジンでも紹介した事があるハンバーガーショップ「J.S.バーガーズカフェ」があります。

     

    表通りから外れた路地裏という立地ですが、王ろじにはランチタイムはもちろんのこと、ピークの時間を過ぎても外で待っている人が見受けられます。

    実際、人が少なくなるのを見込んで14時近くに行ってみたのですが、それでも1人2人外で待っていました。

    この王ろじの創業は大正10年という事で、もうすぐ創業100年を迎える老舗です。

    「新宿区」というのが制定されたのが1947年という事ですから、新宿区という名前ができる30年以上前からお店があったという事になります。

    なぜそんなにも多くの人がこの店に訪れるのでしょう。

    それを確かめるために早速お店に入ってみるとしましょう。

     

    地下と1階と設けられている客席は「ザ・昭和の定食屋」といった雰囲気があり、どこか懐かしさがあります。

    今回は一人でお店に訪れたのでカウンターの席に案内されました。

    カウンターのところには王ろじで提供されている料理の書かれたお品書きがありました。

    おしながき1

    おしながき2

    メインであるとんかつにライス、そして王ろじ漬という漬物の4点がセットになった「とんかつセット」。

    とんかつセットのとんかつがエビフライになった「エビフライセット」。

    このほかにもどんぶりタイプのカツカレーである「とん丼」やビーフカレー、カツサンドといったものが用意されています。

    どれにしようかと悩みつつ、店内を見回してみると多くのお客さんがどんぶりを注文しているようでした。

    という事はとん丼というカツカレーがこの店の人気メニューという事なのでしょう。

    なら、それを注文しないという理由はありません。

    店員さんに声をかけ、とん丼を注文する事にしました。

    ・棒状のとんかつが乗ったカツカレー

    揚げ物はできあがるまで10分強の時間がかかるという事で、意外と待ち時間があります。

    それまでずっと手持ち無沙汰になるかと思っていましたが、注文をしてからしばらくする小さなお皿に入った漬物が運ばれてきました。

    漬物

    薄切りにされた大根の浅漬けでしょうか。

    それとももしくはこれがセットメニューに書かれていた「王ろじ漬」という漬物なのでしょうか。

    試しに一口食べてみると大根独特の辛さのようなモノは特に感じられません。

    個人的に漬物の類いは青臭いのもあったりして苦手なのですが、これは問題なく食べる事ができました。

     

    漬物を食べ終えてからしばらくすると、メインディッシュであるとん丼が届きました。

    「丼」と書かれていただけあって、器はどんぶりですが、中身はカレーととんかつです。

    なんかこういう盛り付けられ方を見ると高校時代の学食を思い出します。

    そんなとん丼ですが、目を引くのはどんぶりの上に乗せられたとんかつでしょう。

    通常とんかつというと平たいロース肉が使われているのが一般的だと思います。

    ですが王ろじのとんかつは丸い棒状のもとのとなっています。

    なぜ棒状になっているのか。

    その理由はわかりませんが、この珍しさもまた王ろじが人気である理由の一つなのでしょう。

    そんなとんかつは肉の部分は柔らかく、衣はサクッとした食感があります。

    そしてとんかつと同じくらいこの丼で重要なカレーの方はほんのりとした辛さがあります。

    とんかつ用にかけられているソースと甘さも相まって非常においしいです。

    ・注文後に調理されるとん汁

    とん丼を楽しんでいると、隣の席のお客さんが注文していたとんかつセットが次々と届きました。

    銀色のお皿に盛られたとんかつやお椀に盛られたご飯と一緒にあるものが運ばれてきました。

    そう。とん汁です。

    注文する時はさほど気にはしていませんでしたが、いざ実物を見るとやっぱり食べたくなるというのが人の性というヤツでしょう。

    というわけでとん汁を追加で注文する事にしました。

    とん汁

    王ろじのとん汁は注文を受けてから具材の調理が行われます。

    具材は豚バラ肉のベーコンとタマネギ、そしてしいたけのシンプルな具材で、それらを炒めた後に麹味噌を加えているとのことです。

    麹味噌の優しい風味と炒められたベーコンとタマネギから出たほんのりとした甘みが感じられます。

    これは注文したのは正解だったかもしれません。

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    ・まとめ

    今回は新宿伊勢丹そばにあるとんかつ屋「王ろじ」を紹介していきました。

    いかがだったでしょうか。

    王ろじは大正10年に創業してから今日に至るまで多くの人から愛されています。

    ピークの時間を過ぎても人が多いというところはありますが、その時間をずらせば比較的すんなりとお店に入る事が入る事ができます。

    人気の老舗のとんかつを食べてみたいという方は足を運んでみてください。

    (写真と文/鴉山翔一)

    ・今回紹介した品

    とん丼 1100円

    とん汁 450円

    ・お店情報

    王ろじ

    ・住所

    東京都新宿区新宿3-17-21

    ・営業時間

    火曜日   11:15~14:50(夜なし)

    火曜日以外 11:15~14:50、17:30~20:20

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