新たな通路ができたことで新宿駅はどう変わる?


    完成の見えない工事やプロジェクトはその様から時々「サクラダファミリア」と揶揄される事があり、国内では横浜駅や新宿駅がいつも工事を行っている事から「日本のサクラダファミリア」と言われているのは有名だと思います。

    そんな新宿駅に先日新たな通路が完成しました。

    今回はつい先日新たにできたJR.新宿駅構内の地下通路について紹介してきたいと思います。

    スポンサード リンク



    ・横断するように走っている新宿駅の地下通路

    新たにできた通路について解説していく前に、あまりJR.新宿駅を利用しない人のために、JR.新宿駅の構内がどのような通路になっていたのかをまずは軽く説明していきたいと思います。

    世界有数の乗降者数を誇る新宿駅で16のホームを持つのがJR.新宿駅なわけですが、フロアが大きく3つの改装に分かれています。

    まず甲州街道に面した南口や新南口の改札があるフロア。通称2階。

    続いて電車が止まるホームのあるフロア。通称1階。

    そして新宿駅の東西の改札がある通称地下。

    今回新たに追加されたのはこの地下のフロアになります。

    新宿駅の地下通路は中央西口からまっすぐ駅を横断するように伸びていて、突き当たりに中央東口、そこから一度曲がって進むと東口、さらにもう一回曲がると西口へと行く事ができます。

    分かりやすい形でいうとJR.新宿駅構内の地下通路はカタカナの「コ」の字を鏡文字にした形で配置されている、ということになります。

    そんな新宿駅の地下通路ですが、今回の工事で新たに作成された通路がどこにあるのかというと、西口の改札脇から新宿方面へ伸び他通路、そして中央線が通る7,8番線のホームへと上がるエスカレーターが設置されているアルプス前広場のから駅を横断するように伸びている通路の2本になります。

    この2本は山手線総武線のホーム下で交差しており、北側から見ると新宿駅の地下通路は「コ」の鏡文字からデジタル数字の「6」に近いような形になったというわけです。

    交差する所のあたりには山手線および総武線のホームへ上がる階段とエスカレーターが設けられています。

    またそれにともない、これまで北通路の南側に面した壁にあった階段は廃止となり、通路の方へと移動された形となっています。


    ・今回の工事の意味は?

    今回行われた工事は一見すると西口から各ホームへ行く為の階段が遠くなり、逆に不便になっただけのようにしか見えなくもないでしょう。

    しかし今回の工事にもしっかりとした意味はあります。

    毎日新宿駅を利用されている人であればお気づきかもしれませんが、現在新宿駅の北通路は至る所に養生のパネルがされています。

    この北通路は両端に改札があるため、非常に多くの人がこの場所を行き来します。

    しかしそこは新宿駅「構内」であるため、基本的に行き来する人はJRを利用する人だけです。

    なので新宿駅の改札外から反対側に行こうとする場合、一度駅を出て大回りをするか地下のメトロプロムナードを横断するようなかたちで回り道をするしかありません。

    この問題を解消する為に、北通路を改札の外に出して自由通路とする事で利用客が自由に行き来出来るようにしよう、というのです。

    またそれにともない、東西の改札もその自由通路に面したところに移動させようと言う計画のようです。

    この工事に関しては2021年までに完成させる計画ですが、来年には一部利用できるようしたいという事の用です。

    ・まだまだ続く新宿駅の工事

    新宿駅の工事はまだまだあります。

    例えばJRの構内であれば同じく地下通路の中央通路も改修計画があります。

    現在北通路と中央通路の盛り土を取り除き、地下通路を拡張しようという計画が立てられています。

    通路沿いには商業施設も作るという話もあるようですがそのあたりはまだ未定といったかんじのようです。

    改修が計画されているのはJR.だけではありません。

    京王線もホームを移動させ、改札をホームの北側に設置して混雑緩和を図ろうという計画もあります。

    また改修計画は地下だけでなく駅の外にもあります。

    新宿駅の外、新宿駅の北側に東西を行き来できるデッキを作るという計画があります。

    こちらに関しては2020年以降に整備を始め、2030年から2040年代までの完成を目指すと言う事です。

    スポンサード リンク



    ・まとめ

    今回はJR.新宿駅の構内に新たな通路ができましたので、そちらの通路の紹介と現在新宿駅で計画されている改修工事について紹介していきました。

    いかがだったでしょうか。

    新宿駅の工事は終電から始発までのわずかな時間でしか行えないという都合から工事にどうしても時間がかかってしまうようです。

    今現在分かっている工事の終了が2040年ということですが、ここから建物の老朽化対策の工事などが行われれば全ての工事が終わるのはさらに先になる事でしょう。

    そういったことになったら、私が生きている間に新宿駅の工事が終わった姿を見れるかも怪しくなってきます。

    新宿駅の工事がいつ終わりを迎えるのか。

    もしかしたら新宿駅の工事が終わる日というのはないのかもしれません。

    ですがすべての工事が終わった新宿駅というのも見てみたいものです。

    (写真と文/鴉山翔一)

    *参考文献

    その1:『新宿、次の「大改造」で京王の駅は混雑緩和する』

    東洋経済オンラインより

    https://toyokeizai.net/articles/-/231019

    その2:『どんどん「迷宮化」新宿駅の工事はいつ終わる?』

    東洋経済オンラインより

    https://toyokeizai.net/articles/-/277107

    その3:『新宿駅、東西デッキ結んで広場も 再整備でイメージ図』

    朝日新聞デジタルより

    https://www.asahi.com/articles/ASM5K5FJ2M5KUTIL02S.html

    ●こちらの記事もいかがでしょうか(広告が表示される時もあります)
    ●スポンサードリンク

    SNSでもご購読できます。

    コメントを残す

    *