大人気であるヒューズボックスの修理を自分でやってみた

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たくさんものを入れられて、かつ両手も塞がらないのでとても便利なリュック。

プライベートで使っているという人は多くいると思いますが、最近ではビジネスシーンでも市民権を得てき始めています。
リュックも長年使っていると縫い目がほつれてきたり痛んだりすることもあるでしょう。

そういった時あなたはどのようにしていますか?

今回は普段記事の写真を取りに行く際にも使用しているノースフェイスのリュックを修理してみましたので、その模様をお送りしていきたいと思います。




 

・お店で修理は?

まずは修理が必要と考えたリュックの状態を見ましょう。

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今使っているリュックはノースフェイスのプロヒューズボックスなのですが、上の前後四隅に写真のようなひび割れが起きてしまい、場所によっては内部の布が露出してしまっていました。

 

真っ先にこういったものの修理というと「メーカーへ修理の依頼をする」というのがあると思います。

それについて調べてみたのですが、残念ながらメーカーへの修理ができないという結論に至りました。

今回のようなリュック表面のコーティングのひび割れについては「経年劣化」として扱われるため、修理の対応はしていないようなのです。

ではメーカー以外の、いわゆるカバンの修理屋さんなどではどうなのか。

ネットで見つけた修理屋さんに見積もり相談のメールを送ったところ修理はできないという事でした。

今回のような表面のひび割れは合皮の経年劣化と同じで、ミシンなどで縫ったりした際により破損を広めてしまう恐れがあるみたいです。

という事でそういった専門店でも対応ができないとなると選択肢は2つしかありません。

修理できないと諦めるか。

もしくは、自分で何とかするか。

そもそもこのリュックまだ1年ちょっとしか使ってないんで買い替えるにはさすがに早すぎます。

もちろんこんな記事を書いているのですから諦めるなんて選択肢はみじんもありません。

 

・修理としてやらなければならない事

今回リュックを直すにあたって2つの事をやらなければいけません。

まず「現在起きているひび割れの修復」。

コーティングが布から浮いてしまっていたりはがれてしまっている場所があります。

そのままにしておくと雨が染み込んでしまったりしてしまいますのでそれをふさがなくてはいけません。

そして「修復箇所の保護」。

例えとして正しいかどうか微妙ですが、骨を折れたりひびが入ったりするとその箇所は骨折しやすくなるというのをご存知でしょうか。

これは骨が修復する際にその箇所が周りよりも少し太くなることが原因としてあります。

少し太くなったところと元々の太さの境界は力がかかりやすくなってしまっていて、それによって骨が折れやすくなってしまうのです。

これを今回の修理で置き換えると、接着剤を使って単にひび割れを固めたとしても硬くなった接着剤が新たなヒビを生む可能性もあります。

そういったことも考えて修復箇所の保護をする必要がありそうです。

・ひび割れの修復

ではまずひび割れを直していきましょう。

今はホームセンターに行けば様々な接着剤やボンドが売っていますがノースフェイスのヒューズボックスを修理するには一つ大きな問題があります。

それは表面のコーティングの素材です。

ヒューズボックスの表面は柔らかく、つるつるとしたコーティングがされています。

今回はこのコーティングがひび割れてしまっているわけですが、このコーティングが接着剤泣かせでもあります。

多くの接着剤は塩化ビニルのような素材をくっつける事はできません。

また接着剤によってはくっつけるどころか逆に素材を溶かしてしまうおそれもあります。

そういった中今回ヒビを埋めるのに使ったのが「スーパーX」という接着剤です。

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この接着剤は固まるとゴムのような弾力性を持つのが特徴で、靴底をくっつけるのにも使うことができるみたいです。

東急ハンズでもあつかっているのですが、ちょうど今回の修理で適した接着剤があると父親が工具箱から出してくれました。

これをつまようじの先に付け、コーティングが布からはがれてしまっている箇所、そしてひび割れが起きてしまっている箇所に塗っていきます。

布が浮きやすいのでリュックの内側にいらないクリアファイルを貼って土台にしておくと他所はやりやすくなります。

で、塗り終わったらこれを24時間おいて接着剤を固めておきましょう。

・ひび割れの保護

丸1日おいたことである程度接着剤も固まりました。

では修復箇所の保護をおこなっていきましょう。

ここでも問題になってくるのがコーティングに普通のテープなどはくっつきづらいということもありますが、ある程度の対候性も必要になってくるということです。

仮に晴れたとしてもすぐにボロボロになったり水に濡れたら簡単にはがれるようなシートでは意味がありません。

バイクのシートの補修シートなども売ってはいましたが、今回選んだのはこちら。

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日本船具という会社が出している「リペアークロステープ」という商品です。

バイクのシートや革製ソファーの修復に使うシートなどと比べると倍近い値段ではあるのですが、素材がヨットの帆や熱気球にも使えるというのですから対候性の問題は軽くクリアしているというのは間違いないでしょう。

これを四隅に合うように切って貼ってきます。

貼る際にはかどは丸める、もしくは角を切って何かに引っかかって剥がれないようにしておくといいでしょう。

・修理完了!

では修理の終わったリュックを見てみましょう。

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元々リュックが紺色であること、そしてシートも色が近い黒を使ったので遠目からはそんなに目立ちません。

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近くで見るとちょっと貼るのに苦戦したことによるしわなどがありますが、ひび割れた状態の修復とその保護はできましたので目的は達成できたといっていいかもしれません。

まとめ

今回は普段使用しているリュックを自分で修理していった様子をお送りしていきましたがいかがだったでしょうか。

ノースフェイスのリュックはおしゃれでありながらも大容量なので多くの人が使っていることと思います。

大事なリュックにひび割れなどが目立ち始めたので修理をしたいと思った時に今回の記事が参考になれば幸いです。

(写真と文/鴉山翔一)

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