みなさんは新宿駅西口のそば(蕎麦)の名店「かめや」を知っていますか?
「かめや」は新宿駅西口から徒歩3分程度の思い出横丁内にあるそば屋(蕎麦屋)さんです。
「新宿駅西口で、美味しいそばが食べたいんだけど」と聞かれたら、私は迷わず「かめや」さんをおすすめします。
「安い・早い・美味い」まさに日本のファーストフードの真骨頂とも言える名店ではないでしょうか。
その人気は、アメトークの「立ち食いそば芸人」でも紹介されたほど。
新宿周辺に住んでいる筆者は、毎日新宿駅のそば屋を食べ歩き続けていますが、「かめや」には週に3回のペースで通っています。
今回はそんな「かめや」の魅力や楽しみ方をじっくりとご紹介します。
新宿駅西口のそば(蕎麦)の名店「かめや」
新宿駅西口から徒歩3分程度のところにある思い出横丁。
小さな居酒屋が立ち並び、日中は静かな思い出横丁の一角にひときわ人で賑わっているお店があります。それがそば(蕎麦)の名店「かめや」です。
1971年に創業された、思い出横丁を代表する老舗です。
まるで屋台のように調理場を囲む8つのカウンター席、その中で「はいよっ!」という威勢のいい声と共に男性が2〜3人でそばを作っています。
近づくだけで関東だしの香ばしい匂いが漂ってきて、食欲がそそられます。
場所が場所なだけに、来店するお客さんは男性が多いですが、最近では若い女性も多く来店されるようになりました。
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名店「かめや」への行き方
「かめや」に行くにはまず、新宿駅西口(地上)を出ましょう。
そしてまずは小田急ハルク、ユニクロのある方面に向かって歩いて行きます。
右手あるユニクロを超えたあたりで、ふと上の方を見ると「思い出横丁」の看板が見えます。
もう少し進むと右手にオレンジの看板が目印の大黒屋が見えます。
その手前の路地を入ってすぐ、左手にあるのが「かめや」です。
外はおよそ35度前後。猛暑の中でこの賑わいですから驚きです。
さらにはこの中アツアツのそばを食べる訳ですから、想像しただけで暑くなってきますね(笑)
「そんな暑さに耐えながらでも食べたい」それが「かめや」なんです。
待ち時間の目安
「かめや」はいつも込んでいるので、「あ〜人が並んでいるからすぐには食べられないな」と立ち去ってしまう方も多いそうです。
しかし、「かめや」のもう一つの特徴が驚異的な回転率です。
それもそのはず。注文しておよそ15秒という驚異的なスピードでそばが出てきます。
通常3〜4人待ちであれば10分くらい待たなければいけないイメージがあると思いますが、「かめや」は5分程度、もしくはそれ以下で大抵そばを食べることができます。
待ち時間の目安として覚えておくと良いでしょう。
名店「かめや」と言えばコレ! 元祖天玉そば!
「かめや」に言ってまず食べるべきが「元祖天玉そば」です。
濃いめでありながら、後味がスッキリの関東だしに、そばには珍しくふんわりと揚げられたかき揚げが浸かり、その横には温泉卵がぷかぷかと浮かんでいます。見ただけでよだれが出そうな一品です。
女性にもおすすめしたい! ふんわり甘い絶品かき揚げ
そばに使うかき揚げは、そばつゆに浸かって柔らかくなるため、通常であれば少し衣を固く揚げます。
しかし、「かめや」のかき揚げは、どこかふんわりとしているのが特徴的です。
サクサクというよりは口当たりが柔らかくふわふわした触感が楽しめます。
さらに、このかき揚げには主にタマネギが使われているのですが、タマネギ独特のツンとした味わいは全く感じられず、むしろ甘い。
そのため、たまねぎがあまり得意でない人にも美味しく食べられる一品です。
もっと美味しく! おすすめしたいかき揚げの食べ方
かき揚げをいつどのタイミングで食べるのか? その食べ方は人それぞれだと思いますが、私は次のようなかき揚げの食べ方をおすすめします。
かき揚げを食べるタイミングを特に考えた事が無かった人などはぜひ一度実践してみてください。
まず、食べ始めにかき揚げのつゆに浸かっていない部分を食べます。この時にタマネギの甘さを実感してください。
次に、かき揚げをはしで上から押し、つゆにゆっくりと浸けていきます。(つゆがこぼれないように注意してください)
3分の1程度そばを食べ進めると、かき揚げが上までどっぷりとつゆに浸かるので、この時点でかき揚げを半分程度食べます。
つゆの味が軽くついたかき揚げを堪能しながら、最初に食べた時の味と口の中で比べてみてください。
最後に蕎麦を食べ終わった後につゆがすっかり染みて、ふにゃふにゃになったかき揚げを食べます。
かき揚げの中のタマネギにしっかりつゆが染み込んでいて、とても美味しいと思います。
最後はふにゃふにゃになってバラバラに分解したかき揚げや衣がつゆに浮いていますので、それをゆっくり飲んで行きます。
この最後のかき揚げのこってり感と濃いめでありながら後味さっぱりのつゆが絡んで絶品なんです。
このように、段階を踏みながら食べると、「元祖天玉そば」の持つさまざまな味を一度に楽しむことができます。ぜひ、一度騙されたと思って試してみてくださいね。
- 何もかけないでタマネギの甘さを実感する
- つゆで軽く味がついた状態でさっぱりと味わう
- つゆがしっかりと染み込んだふにゃふにゃの状態で味わう
- 最後にかき揚げの衣が浮かんだつゆを飲む
そばに入れる温泉卵の元祖
「元祖天玉そば」のかき揚げの横に浮かぶ、温泉卵。
今でこそそばに入れる卵の定番は半熟の温泉卵として認知されていますが、その元祖がこの「かめや」さんなんだそうです。
温泉卵を割るおすすめのタイミング
温泉卵を割るタイミングは人それぞれだと思いますが、初めて来店される方には半分くらい蕎麦を食した後に割ることをおすすめします。
最初はスタンダードな関東だしのそばつゆで楽しみ、残り半分は卵を溶かしたつゆを楽しむという二段階の味が一度に楽しめます。
「かめや」を週3で食べる蕎麦ライターが教える! 「かめや」をもっと楽しむ3つのポイント
「かめや」に週3で通っているとさまざまな楽しみ方が分かってきます。
今回はそのポイントを3つご紹介します。
お水は取ってから座るべし(特に夏)
「かめや」のお水はセルフサービスです。しかし、店内を見渡しても冷水機が見当たりません。
見落としがちですが、実は「かめや」の冷水機は店の横にあります。
一度着席してしまうとお水を取りにくくなってしまうため、お水を座る前に取ってから着席するようにしましょう。
飲み会の〆として最適!
「そば」はどちらかといえば朝や昼に食べるのが一般的です。
しかし、「かめや」は24時間営業(土曜日は深夜3時まで)であるため、飲み会の〆として「元祖天玉そば」を食べるのも一つの楽しみ方です。
飲み会の〆としては「ラーメン」が一般的ですが、「もっとさっぱりしたものが食べたい」「ラーメンは重すぎる…でも何か〆に食べたい」そんな時にぜひ立ち寄ってみてください。
かき揚げの油がじんわりと濃いめの関東だしにまざり、お酒の後に食べるとまたこれが美味いんです!
また「酒を飲んだ後はそばを食べるといい」とよく言われるように、そばを食べることで次の日の二日酔い予防にもなります。
こってりスープのラーメンを食べた次の日の胃もたれなどもなく、比較的スッキリした朝を迎えられるのも〆としてのそばをおすすめしたい点です。
夏には冷たい「元祖天玉そば」がおすすめ!
「いくら美味しいといっても、35度を越える中で熱いそばを食べるのは考えものだ」
そんな方はぜひ冷たい「元祖天玉そば」を注文してみてください。
私はあまり食べないのですが、温かい「元祖天玉そば」とは少し違った味わいで、これもまた美味しいんです。
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みなさんもぜひ行ってみてください!
写真のように汁まで飲み干したくなるはずです!
夏は、
冷たいそばがいいですよね。
ですから、
「冷やし天玉そば」(400円)もあるんですよね。
冷やし天玉の場合は、食べやすいように、かき揚天を、3つにカットして出してくれます。
(うどん・そば大好きライター/ Aiken)
・店名/かめや 新宿店
・住所/東京都新宿区西新宿1-2-10
・営業時間
[土曜日以外]24時間
[土]0:00〜翌3:00
コメント
天玉せいろうどん(大盛・ねぎ多め)を頼んだら、冷やしぶっかけ温玉うどんみたいなのを出してきやがりました!!!
単に間違いだろうけど、非常に不愉快な想いを受けた!!!
急いでいたので造り直しは求めなかったが・・・。
尚且つ、料金も間違えやがった!!!
あの オヤジ ボケボケだな~!!!
シャキっとせーや!!!
今度は許さんからな!!!