ホンマもんの尾道ラーメンを新宿御苑で食す!

ホンマもんの尾道ラーメンを新宿御苑で食す!

ワシは、東京メトロ丸の内線の新宿御苑前駅付近を歩いていた。

8月の猛暑の日の夕暮れ時だ。

前日、ワシは、日本酒の夏酒フェスでしこたま飲んでしまい、二日酔いで1日中、ベッドで寝転んでいた。

夏酒フェスといっても、ワシが1人でそう決めて飲んでいただけのこと。

で、こういう日は、無性にラーメンが食べたくなるのである。

 

寝転んでいたとはいえ、さすがにお腹が減る。

二日酔いで、空腹となれば、ラーメンだろ。

こういうときは、こってりしたラーメンはダメだ。

さっぱりとしていて、それでいて、コクがあり、ツルツルっと喉を通過するラーメンでなければならない。

スープはゴクゴク飲めなければならない。

麺は細い平打ち麺でなければイケンのです!

 

つまり、それって、尾道ラーメンじゃろ。

尾道ラーメンといえば、新宿御苑前駅の近くにある「朱鳶(あかとび)」に決まっとる。

今回は「朱鳶」の尾道ラーメンを食レポする。

「中華そば」朱鳶というスッキリとした看板がええじゃろ?

「中華そば」朱鳶というスッキリとした看板がええじゃろ?

 

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■「中華そば」といえば尾道ラーメンのこと!

 

ワシは、新宿通りを四谷方面へ向けて歩いていた。

丸の内線の新宿御苑前駅を通り過ぎて、コンビニのある路地を左に入る。

すると、白地に「中華そば」という看板が目に飛び込んでくる。

 

この素気ない「中華そば」という看板こそが、尾道ラーメンの尾道ラーメンたる由縁じゃ!

この素気ない「中華そば」という看板こそが、尾道ラーメンの尾道ラーメンたる由縁じゃ!

 

この「中華そば」と看板を掲げてくれとるとこが、たまらんねぇ。

オーナーは広島県福山市出身の人じゃけぇ。

そのへんのことを、よう、わきまえとる。

 

ここだ!

ここがホンマもんの尾道ラーメンを食べさせてくれる「朱鳶」だ。

 

尾道ラーメンは当初、単に「中華そば」と呼ばれていた。

だから、広島県人のなかのとくに尾道、福山あたりの備後地方の出身者にとって、「中華そば」とは、尾道ラーメンのことを指す。

 

そして、ワシは福山市出身じゃ。

東京へ引っ越すとき、家財道具は全部、福山通運で運んだ。

 

尾道ラーメンの発祥地は、もちろん尾道じゃ。

屋台からはじまって、たちまち人気店になった有名な「朱華園」で作られたラーメンのことだ。

 

「朱華園」は、いまでも尾道で行列ができとるけん、一度食べに行ってみんさい。

メニューには「中華そば」と書いてあるけん。

 

ワシらにとって「中華そば」とは、尾道ラーメンのことじゃけん。

狭い店内じゃけど、綺麗な感じがしたで~

狭い店内じゃけど、綺麗な感じがしたで~

 

 

 

 

■新宿で尾道ラーメンを食べる前にビールを!

 

店のなかに入る。

カウンター席が4つ。

テーブルが2つで7席。

全部で11人しか入れない小さな店だ。

 

入店したのが夕方の5時。

客は誰もいなかった。

 

ワシはテーブル席に座った。

リニューアルしたばかりで、店のなかは清潔でスッキリしていた。

 

メニューもスッキリしている。

 

・中華そば         650円

・中華そばハーフサイズ   450円

・朱鳶麺          800円

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基本はこの3つしかない。

スッキリしていて、潔い。

気持ちいいじゃないか。

 

夏なのに、冷やし中華もないんよ。

スゴクない?

「中華そば」一本で勝負するっちゅう、心意気がスゴイじゃろ!

 

メニューの裏を見ると、お酒の種類が書いてある。

こちらも、スッキリしていて、潔い。

 

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日本酒だって、焼酎だって、銘柄もわからないのに、注文しづらいものだ。

店の玄関付近に一升瓶が並んでいるので、あれを見て頼めということなのか、それとも、店員に聞いてくれということなのか。

 

「あれこれ、ごちゃごちゃ言わずに、まあ、飲みんさい!」

という田舎のアニキの声が聞こえそうな感じだ。

 

そうか、そういうことか。

広島の男は、「つべこべ言うな!」とか、「ごちゃごちゃ言うな!」とよく言う。

 

面倒臭いことを嫌がる県民性がある。

だからだ。

 

とにかく、飲めばいいのだ。

 

ワシはそう思い、瓶ビールを注文した。

炎天下を歩いてきたので、喉が渇いていたのだ。

 

それにしても、昨夜、あれだけ飲んだのに、また飲むのか?

 

「つべこべ言うな! 飲みたいんじゃけぇ。飲んだらええがの!」

ピーナツは店員さんのご厚意でつけてくれた。いつも、ついてくるとは限らんので、ご注意を。

ピーナツは店員さんのご厚意でつけてくれた。いつも、ついてくるとは限らんので、ご注意を。

 

 

■2本目のビールを飲むべきか、飲まざるべきか?

 

店員は1人だった。

「おにいさんも、広島の人なんですか?」

こういうときは、ワシも、標準語を話す。

「すみません。ボクは広島じゃないんです」

申し訳なさそうに言う。

 

もしも、福山出身だったら、地元の話題で盛り上がろうと思ったのだが、思惑は外れた。

 

ビールを飲み干した。

追加を頼むかどうするか?

つまみがないと、2本目のビールを飲むのはキツイ。

 

「ビールのおつまみは、何かあるんですか?」

ワシは店員に訊ねた。

 

「トッピングのチャーシューとか、もやしとか、メンマとか出せますけど。あと、裏メニューとして、あるもので何か作りますけど」

 

仕事帰りに、ラーメンを食べて帰りたいとき、ちょっと一杯飲みたくなるものだ。

飲んで帰るときも、シメにラーメンを食べたくなるものだ。

 

そんなときに、使い勝手のいい店かもしれない。

 

なるほど、そういうことか、それなら、何かおつまみを作ってもらおうか、と思った。

だが、待て。

 

ここで、作ってもらったら、2本目を飲むことになる。

 

そんなにビールを飲んでしまったら、「中華そば」という名のホンマもんの「尾道ラーメン」が食べられなくなるではないか。

 

ワシは、グッと我慢して「いや、辞めとく。中華そば1つ、お願いします。味玉つけて」と言った。

あっさりしたスープなので、臭みは一切ない。心なしか海の磯の香りがする。

あっさりしたスープなので、臭みは一切ない。心なしか海の磯の香りがする。

 

 

 

■やっぱりここのラーメンはホンマもんの尾道ラーメンじゃ!

 

しばらくして「中華そば」がやってきた。

これだ!

これが「尾道ラーメン」だ。

 

まずはスープを飲んでみる。

これ、これ、「あっさりしているけどコクがある!」この味だ!

 

このスープならゴクゴク飲める。

スープはゴクゴク飲める。でも、コクがある。スープのなかに海の幸、山の幸がいっぱい含まれているのだ!

スープはゴクゴク飲める。でも、コクがある。スープのなかに海の幸、山の幸がいっぱい含まれているのだ!

 

 

 

一般のラーメンは飲めたものじゃない。

味が濃い過ぎるのだ。

塩分が半端ない。

塩分を取り過ぎると寿命を縮めることになるとよく言われる。

 

 

だが、「尾道ラーメン」なら大丈夫。

塩分は控え目。

かなり濃厚なのに、塩分は少なくあっさりしている。

だからゴクゴク飲める。

それが尾道ラーメンの特徴だ。

 

しかも、麺は「平打ち麺」。

これ、これ、尾道ラーメンはこの麺じゃなきゃイケンのよ。

 

歯ごたえも喉越しも、この麺が一番!

 

ワシは思わず、替え玉を注文した。

替え玉はぜひ注文して欲しい。この替え玉に牡蠣醤油をかけて食べるのである!

替え玉はぜひ注文して欲しい。この替え玉に牡蠣醤油をかけて食べるのである!

 

 

替え玉には、牡蠣醤油をかけて食べる。

 

この牡蠣醤油がたまらんのよ。

牡蠣醤油というのは、広島の牡蠣から滋養と旨味エキスを抽出して醤油とブレンドしたもの。

牡蠣の風味がプーンと鼻をくすぐる。

この香りと味がたまらんのよ。

 

ま、とにかく、いっぺん食べてみんさい!

 

IMG_6303

醤油をかけているそばから、牡蠣の香りがしてくる。

 

 

■「中華そば」が尾道ラーメンになった理由

 

何で、「中華そば」が尾道ラーメンになったのか?

その理由が知りたいじゃろ?

 

本家本元の「朱華園」では、尾道ラーメンという名前は一切使ってないんじゃ。

メニューには、そっけなく「中華そば」としか書いてない。

 

なのに、なぜ、尾道ラーメンとして、この味が全国に広まったのか?

 

それはのう。

 

阿藻珍味という珍味屋さんの功績なんじゃ。

 

珍味屋さんが、何で、尾道ラーメンと関係があるんじゃ?

不思議に思うじゃろ?

 

それが、おおアリなんじゃ。

 

阿藻珍味は、福山駅や天満屋で、お土産店を手広く展開している会社。

本社は福山の鞆にある。

 

その会社の社長さんが、意地と執念で作ったラーメンが「尾道ラーメン」なんよ。

 

「いくら味にうるさい阿藻さんでも、尾道のあのラーメンの味は作れんでしょ?」

と取引先の社長さんに言われたらしい。

 

ま、備後地方の男のイケンところでもあり、イイところでもあるんじゃが、「出来んじゃろ?」と言われたら「やっちゃろう!」という気になってしまう。

 

で、阿藻珍味の社長さんが、

「よし、作っちゃる。どうせ、つくるなら、どこにも負けんものを作る!」

となったわけじゃ。

 

尾道ラーメンの味の特徴は「あっさりなのにコクがある」という一言に尽きる。

 

この味を出すのに、阿藻さんは、大変苦労したらしい。

有名店がそう簡単にレシピを教えてはくれんからのう。

 

尾道ラーメンの決め手は魚だし。

苦労に苦労を重ねてたどりついたのが「いわし」じゃった。

 

結局、「いわし」なんよのう。

 

しかし、本家本元の「朱華園」では魚のダシは使っていないらしい。ホントのところは藪の中じゃけどのう。

 

それに、豚の背脂を大きめにミンチするのが、尾道ラーメンの独特のスタイルじゃ。

 

完成したラーメンに阿藻珍味は「尾道ラーメン」と名づけた。

これが、「尾道ラーメン」のはじまりなんよ。

 

て、箱入りラーメンとして駅の売店に出したら、これが飛ぶように売れた。

 

以後、このスタイルのラーメンを「尾道ラーメン」と呼ぶようになったんじゃ。

それで、広島県内だけじゃなくて、全国に「尾道ラーメン」の店が拡大していった。

 

ワシも福山に帰ったら、必ず阿藻珍味の「尾道ラーメン」を1ダースくらい買って帰る。

お土産として配ると、「おいしい」とみんなに喜ばれる。

 

通販でも買えるんで、いっぺん、食べてみんさい。

ブチうまいけん!

 

阿藻珍味の尾道ラーメンの注文はこちらから≫≫

 

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■まとめ

 

いかがだっただろうか?

キミも、

尾道ラーメンが食べたくなったことだろう。

 

新宿はラーメン激戦区だ。

新宿御苑前駅の周辺にも有名店がいっぱいある。

 

「朱鳶」は、

食べログの「新宿御苑前駅周辺のラーメン店ランキング」で、現在4位に位置している。

 

ワシらの力で1位にしようではないか?

 食べログの新宿御苑駅周辺のラーメン店ランキングはこちら≫≫

http://tabelog.com/ramen/tokyo/A1304/A130402/rank/

 

 

(写真と文/ブッダ猫)

 

・店名/朱鳶

・住所/東京都新宿区新宿1-13-7東宝ビル 1F

・電話/080-7803-7141

・営業時間

[月~金]11:30~15:00 17:00〜22:00(LO 21:30)

[土]11:30〜15:00

 

朱鳶の食べログページはこちら≫≫

http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13176335/

 

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