結婚前の両家の顔合わせ。
これから結婚するという人にとっては恐らくこれまでの人生の中で最も緊張する場面ではないでしょう。
今この記事を読んでいる人の中にもこの年末年始に実家に帰った際に、結婚前の顔合わせを行うという人もいるのではないでしょうか。
かつては顔合わせの際に持っていく手土産としてお酒が多かったようですが、最近はお酒を飲まない人もいるので何を持っていくべきか悩む人もいるかもしれません。
そんな人のために今回は新宿駅周辺で購入できる顔合わせの手土産で持っていくお菓子について紹介したいと思います。
・どんなお菓子がいいのか
顔合わせの時に持っていくお菓子というとどんなものがあるのでしょう。
色々と迷うところがあるかもしれませんがやはりおめでたい場ではありますから、それにあった縁起の良いお菓子がいいでしょう。
ではどういったお菓子が縁起の良いお菓子なのかというと、バウムクーヘンやどら焼き、最中といったお菓子が相応しいといわれています。
なぜこれらのお菓子は縁起がいいといわれているのか。
理由を解説していきましょう。
まずバウムクーヘン。
結婚式の引き出物としても人気のバウムクーヘンはドイツ語で「木のケーキ」という意味で、見た目からわかるように生地を何層にも重ねて作られます。
その見た目はまるで木の年輪のようにも見えます。
この年輪のように見える見た目が末永く繁栄する事を表しているといわれています。
続いてどら焼きと最中。
この2つのお菓子には共通点があります。
それは、どちらのお菓子も外側の皮を2枚合わせてあんこを包んでいる、という事です。
この事から「両家が合わさる」というように捉えることができ、縁起がいいとされています。
またお菓子の相場についてはだいたい3000円から5000円くらいが目安とのことです。
結婚に関するものだからといってあまりに高くしすぎたりしてはいけません。
では逆にこういった結婚に関する場にふさわしくないお菓子というのはどんなものなのでしょう。
例として挙げるとホールケーキや羊羹といったものは結婚の際にはあまり縁起の良いものではないといわれています。
なぜそのように言われるのかというと、これらのお菓子は食べる時に切り分けなければいけません。
包丁が「切る」という言葉を連想させる故に婚姻の贈り物として相応しくないアイテムである事はご存知の人も多いかと共います。
要はそれと同じ理屈というわけです。
・バウムクーヘン
ではまずバウムクーヘンのお店から紹介していくとしましょう。
新宿には大きなデパートや百貨店があるので美味しいバウムクーヘンを扱っているお店が様々あります。
ここで紹介するのは2店舗です。
まずは京王百貨店の中にある治太郎。
治太郎は静岡県に本店があるお店で全国展開しているバウムクーヘンの人気店です。
そんなバウムクーヘンはホール状になっているものと、切り分けられて小分けの袋になっている物の2種類があります。
商品は1日あたりの在庫が決まっていますので、買いに行く時は注意が必要です。
もう一つのお店は伊勢丹の中にある「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」というお店です。
ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベはドイツの国立菓子協会が定めるレシピに則って作られたバウムクーヘンが目玉商品となっています。
いわば本場の味のバウムクーヘンです。
大きさは全部で4種類あり左2つが大体5人分、右から2番目のものが8人分、一番大きなものに至っては10人分という事です。
どちらのお店もバウムクーヘンと他のお菓子をセットにした詰め合わせが用意されています。
バウムクーヘンだけのものにするか、それともこちらの詰め合わせにするかは相談して決めるといいかもしれません。
・どら焼き
どら焼きのおすすめのお店も2店舗紹介していきましょう。
まずは新宿の甘味処として長年知られている時屋です。
小田急ハルクの建物の中にあります。
お店で食べられる様々な甘味が長年時屋が愛され続けている理由のひとつですが、持ち帰りのできるどら焼きも時屋の看板商品の一つです。
時屋のどら焼きは時代を超えても人気の一品で、漫画ドラえもんの好物であるどら焼きはこの時屋のどら焼きがモデルだとも言われています。
また時屋のどら焼きにはとんでもなく大きなものもあります。
どういった場面でこの品を持っていくのかすごく気になるところではあります。
もう一店舗は和菓子の有名店「文明堂」です。
文明堂というとカステラをイメージされる人が多いかもしれませんが、文明堂では「三笠山」というオリジナルブランドのどら焼きを新宿の伊勢丹で販売しています。
看板も「三笠山」となっていますので、それを知らないとお店を見つけるのに一苦労します。
1個当たりのお値段も先ほどのどら焼きと比べると倍近くします。
まさに贈り物用といったかんじです。
余談ですが、実は新宿には文明堂のどら焼き専門店というのがあったりします。
場所は新宿御苑前駅の近くと新宿駅からは少し離れたところにあります。
こちらの店舗では出来立てのどら焼きが販売されています。
お値段は通常のどら焼きであれば1個130円、期間限定のサツマイモの餡を使ったどら焼きは1個162円となっています。
3日ほどは日持ちがするという事なので、顔合わせの前に買っておいても問題ないでしょう。
平日に営業していないのに加え売り切れ次第終了という事なので、注意は必要です。
またこの新宿工房のそばに文明堂の新宿本店があります。
こちらは日曜日のみ休業日とのことです。
お店に行く際は注意しましょう。
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まとめ
今回は新宿で購入できる顔泡汗の際の手土産のお菓子を4つ紹介しましたがいかがだったでしょうか。
顔合わせというのは誰もが緊張するものだと思います。
そんな顔合わせの際の悩みの内の一つがこの記事で解決されることを祈っています。
(写真と文/鴉山翔一)
治太郎新宿店
・住所
東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ1 B2F
・営業時間
10:00 ~ 22:00
ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ新宿店
・住所
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 B1F
・営業時間
10:30~20:00
時屋
・住所
東京都新宿区西新宿1-5-1 新宿西口ハルク 1F
・営業時間
平日、土曜:11:00~21:30
日曜、祝日:11:00~20:00
文明堂どら焼き専門店
文明堂新宿工房店(どら焼き専門店)
・住所
東京都新宿区新宿1-18-2
・営業時間
10:30~売り切れまで(休日定休)
文明堂新宿本店
・住所
東京都新宿区新宿1-19-4
・営業時間
平日:9:30〜18:00
土曜:9:30~17:00
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