新宿歌舞伎町のドン・キホーテのある通り、
別名ゴジラロード。
TOHOシネマズ新宿へ向かう通りに入って、
少し行ったところに、やたらと目に付く看板がある。
黄色地に赤い文字で「やきとりセンター」と書いてある。
何?
やきとりセンター?
どことなく、「安い焼き鳥屋さん」というイメージがする。
もしかすると、
白い作業服にマスクをした作業員たちが鳥をさばいていたりするのだろうか?
まさか!
まあ、いい。とにかく入ってみなければわからない。
■早い時間の注文はドリンクが55円!
入り口は、この薄暗い階段を上って2階になる。
もしかして、煙がモウモウとする汚い店なのか?
それとも、頑固おやじが不愛想な顔をして串を焼いてるのか?
ドキドキしながら新宿女子は、1人で、「やきとりセンター」へ入った。
時間は16時5分。まだ、外は明るい時間だ。
入り口に、素敵なポスターを発見。
ポスターには「4:00~5:50までのご注文で、乾杯ドリンクが55円」と書いてある。
コケッココー(55)をモジったサービスだ。
しかも、どれでも好きなドリンクが55円になる。
そして、そして、5:50までの注文なら、何杯飲んでもOKらしい。
スゴクな~~い?
そもそも、普通に注文しても、かなり安い店だ。
■スーパードライ 280円
380ml
■シャンディーガフ 280円
■クリアアサヒ【ビール系飲料】 280円
500ml
■サワー各種 280円
・レモンサワー ・白桃サワー
・みかんサワー ・巨峰サワー
・キウイサワー ・梅干サワー
・青リンゴサワー ・ゆずみつサワー
・グレープフルーツサワー
・シークワーサーサワー
・カルピスサワー
・カルピス巨峰サワー
・カルピス白桃サワー
■ハイボール各種 280円
・ブラックニッカハイボール
・コーラハイボール
・ジンジャーハイボール
・トニックハイボール
・ゆずみつハイボール
・白桃ハイボール
・カシスハイボール
・マンゴーハイボール
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■広々とした綺麗な店内で1人飲み!
中に入ってみると、
煙はモウモウと立っていなかった。
頑固なおやじが不愛想な顔で立ってもいなかった。
可愛い女子店員が席に案内してくれた。
店内は、110席の広々とした空間だ。
1人飲みできるカウンター席はあるのか?
案内された席は、どうやら、2人席のようだ。
カウンターにベンチシートがある。
もしかして、この席って、
カップルで来たら、横に並んで飲めるってことじゃん。
ステキ!!!
しかも、ベンチシートなので、気軽に手が握れるし、足をからませることもできる。
変な妄想をしてしまう新宿女子であった。
ちなみに、「やきとりセンター」は、新宿には2店舗しかない。
この歌舞伎町店と、NSビル店だ。
NSビル店のほうは、ごく普通のカウンターがあって、
1人飲みのお客がそこでチビチビ飲んでいる。
NSビル店は、28席しかないので、ここよりも、少し狭い店舗だ。
ま、とにかく、ベンチシートのカウンター席に1人で座って、
「とりあえず、生!」
と注文した。
他の席を見ると、まだ4時をちょっと過ぎたばかりなのに、かなり入っていた。
歌舞伎町の繁華街だからなのか、それとも、この店の実力か?
いずれにしても、個人店で、これほどのサービスはできない。
さすが、コロワイドさん。
そう、「やきとりセンター」はコロワイドが運営している。
居酒屋の「北海道」「甘太郎」「NIJUMARU」
ほかにもレストランやカフェや回転すしなどのブランドがある。
やっぱり、チェーン店の力はスゴイね。
とくに家賃の高い都会では、個人店じゃ太刀打ちできない。
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■料理もほとんどが280円で、安くておいしい!
庶民にとって料理が安いというのはありがたい。
安いにこしたことはない。
ただ、安かろうマズかろうでは困る。
マズい料理が出てきたら、
「二度と行くか!」
となるだろう。
まず、目に飛び込んできたのが、この立体ポスター。
■夢のいいとこ鶏
凍らせて旨味と夢をぎゅっと包み込みました。
やきセン名物! 冷うまっ新食感手羽唐!
・日和山10本
・高尾山20本
・富士山30本
・チョモランマ50本
1本 50円
1本から注文できるらしい。
たしかに、冷やしたほうが味がしみ込んで落ち着いてくる。
手羽のから揚げを冷やしたらしい。
この「夢のいいとこ鶏」を3本だけ注文した。
ううん。たしかに、うまい!
串焼きはすべて2串から注文できて280円となっている。
ちなみに、NSビル店では、1串(140円)から注文できる。
■撰乃大地鶏 ももねぎ間串(2串)
280円
にんにく醤油 or タレ or 塩
■撰乃大地鶏 むねねぎ間串(2串)
280円
にんにく醤油 or タレ or 塩
■はつ串(2串)
280円
にんにく醤油 or タレ or 塩
■砂肝串(2串)
280円
にんにく醤油 or タレ or 塩
■ればー串(2串)
280円
にんにく醤油 or タレ or 塩
■ぼんじり串(2串)
280円
にんにく醤油 or タレ or 塩
■せせり串(2串)
280円
にんにく醤油 or タレ or 塩
■アボカド串 タレ(2串)
280円
■アボカド串 アンチョビガーリックマヨ(2串)
280円
■「鶏のひつまぶし」は絶品!
メニューを見ると「鶏の蒲焼 ひつまぶし」の写真がデカデカとあった。
鶏の蒲焼?
ひつまぶし?
どういうこと?
「蒲焼」といえばウナギでしょ。
蒲というのは、植物のガマのこと。
池や沼などに生息している稲のような植物で、
穂をつけた姿がアメリカンドッグみたいに見える。
ウナギは昔、腹を割かずに串刺しにして調理していたそうで、
その姿が、蒲の穂に似ていたわけ。
それを焼いたから「蒲焼」となったらしい。
ま、いまでは、甘辛い鰻ダレで焼いたものを「蒲焼」と言っているみたいだけどね。
さて、「やきとりセンター」の「鶏の蒲焼 ひつまぶし」(380円)の
お味はどうだろう?
380円という値段もいいね!
撰乃大地鶏を使用しているので、鶏の味はかなりのもの。
味付けもクール!
これはいける。
しかも、
タレに漬け込んだ鶏肉を多彩な食べ方で愉しめる。
<食べ方いろいろ>
1.そのまま
まずは、そのまま一口か二口食べてみる。
しっかりとタレがしみ込んでいて、うまい!
2.薬味をパラパラと振りまいて一口。
甘辛いタレなので、
薬味でピリッとすると引き締まる。
3.卵黄をトロ~~リとかけて一口
これは癖になりそう!!
4.最後はお茶漬けにしてすする。
ワサビを効かせたお茶漬けがたまりません。
何から何まで、
竜宮城で至れり尽くせりのお接待を受けたような、
そんな料理が「鶏の蒲焼 ひつまぶし」だ。
■「濃厚鶏白湯ラーメン」もペロリといける!
お腹も十分いっぱいになったけど、
やっぱり、シメにラーメンが食べたくなるのが新宿流。
新宿にはラーメン店がコンビニの数の軽く10倍はある。
群雄割拠の様相を呈している。
ただ、がっつりと食べたあとのラーメンとなると、
野菜が山のように盛られたのはダメだし、
チャーシューがどんぶりからはみ出したようなのもNG
ちょこっと舌を楽しませてくれたら、それでいいのだ。
なにせ、おいしいやきとりを食べたあとだから。
そんなときに、
「やきとりセンター」の「濃厚鶏白湯ラーメン」(380円)はピッタリだ。
少量でありながら、味はしっかりとしている。
■まとめ
「やきとりセンター 新宿歌舞伎町店」のベンチシートは、
かなりいい。
ぜひとも、次回は男を誘ってカップルで来てやる。
歌舞伎町店とNSビルでは、
微妙に営業時間や定休日が違うので気をつけてね。
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■店名 やきとりセンター 新宿歌舞伎町店
・お問い合わせ
03-5287-1588
・住所
東京都新宿区歌舞伎町1-15-5 ビックレモンビル 2F
・営業時間
全日 16:00~翌5:00(L.O4:00、ドリンクL.O4:30)
・定休日 無休
・席数 110席
■店名 やきとりセンター 新宿NSビル店
・お問い合わせ
03-5908-1858
・住所
東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル 1F
・営業時間
月~金
ランチ11:30~14:00(L.O.13:45)
ディナー16:00~23:30(L.O.22:30、ドリンクL.O.23:00)
土
ディナー16:00~22:00(L.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)
・定休日
日曜・祝日
・席数 28席
(写真と文/ブッダ猫)
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