一度は食べてみたい!「肉の万世」自慢のハンバーグ


    以前、新宿で味わうことができる肉の万世の味を3品紹介したのを覚えているだろうか。

    あの記事を書いてから、俺の中には願望にも似た衝動がうごめいていた。

    それは、「肉の万世の目玉である鉄板料理を食べたい」。

    ※以前、紹介した「肉の万世」の記事はこちら≫≫

     

    万世の様々な料理を紹介していくなかで、どうしてもあのうまそうなハンバーグが頭から離れない。

    ではどうしたらいいのか?

    やはり食べに行くしかない。

    財布の中身については今後の昼代を調整すればきっと何とかできるだろう。

    後のことはこれから考えればいい。まずはこの衝動を抑えることが最優先課題だ。

     

    前に記事を書いた際はこんなにも早く万世のハンバーグの記事を書くことになるとは思いもしていなかったが、いざ行ってみるとしよう。

     

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    1.高級店の雰囲気を醸しだす店内

    というわけで再びやってきた新宿メトロ食堂にある肉の万世。

    意気揚々と店の前まで来たが、軽く店内の様子を伺ってその足を進めるべきかためらう。

    店内

    店の中には俺のような若造はあまりいない。

    年配の客が圧倒的に多い。

    いわゆる持っていそうな年代の客ばかりだ。

    俺のような人間には縁はない、気軽に入っていい店ではないということを再認識させられそうになる。

    が、ここで引き下がってしまったらあのうまそうなハンバーグを食べることはできない。

    全速全身! 勇気を出して店内に踏み込むことにした。

     

    店内は4人組のテーブル席と大きなテーブルの中央をパーテーションで分けたカウンター席の2種類がある。

    そしてピアノでジャスを演奏するBGM。

    やはり雰囲気は高級そのものだ。

    その空気に半ば圧倒されつつも、入口付近にいた店員に声を掛けられる。

    一人で来た俺は自然とカウンター席に通された。

    メニュー

     

    席に着いたところでカウンターに置いてあったメニュー表を開く。

    さすがは肉の万世の鉄板料理。

    単価が恐ろしいことになっている。

    ハンバーグで1700円から、ステーキに至っては3000円を超える。

    ま、まあ、サラダにライス、スープもついているのだからそこはプラスに考えよう。

    とりあえず近くの店員に声を掛け、目的の品である「万世ハンバーグ」を注文する。

    注文の際にスープをポタージュにするか豚汁にするか聞かれたのだが、俺はポタージュにすることにした。

    店の雰囲気的にもポタージュのほうが合いそうな気がしたからだ。

     

    2.コース料理のように運ばれてくるサラダとスープ

    しばらくしていると、セットに含まれているサラダが運ばれてきた。

    サラダ (1)

    レタスとスライスされた玉ねぎにドレッシングをかけたサラダのようだ。

    サラダはあまり好きではないのだが、とりあえず一口食べてみる。

    ドレッシングは和風のものを使用しているらしい。

    酸味の中にどこか懐かしい味わいを感じる。

    一口食べた際に、ふと思った。

    このサラダ、普通に食べられる。

    いや、まずそうだったとかやばそうなものを使っているとか、そういう悪い意味ではなくて。

    元々サラダが苦手な理由というのはドレッシング以外にも野菜の青臭さのようなものが強かったりすることがあったのだが、このサラダからはそういったものは一切感じない。

    むしろ食べやすい。

    こんなに食べやすいサラダがあったのか。

    思わず感心してしまうくらいだ。

     

    サラダがあらかた食べ終わったタイミングで同じくセットに含まれているポタージュが運ばれてきた。

    ポタージュ

     

    皿に盛られたポタージュから届く甘い香りが鼻の奥を擽る。

    色合い的にコーンポタージュだろうか。

    まず味わってみよう。

    皿に添えられていたスプーンを取り、スープを一杯掬って口へ運ぶ。

    やはり、これはコーンポタージュのようだ。

    しかしコーンのようなつぶつぶ感は一切ない。

    つぶつぶ感が感じられなくなるくらいまで砕かれているのか。ポタージュを濾しているからなのか。それとも煮ている間にコーンが溶けてしまったのか。

    どれなのかはわからない。

    だが、とてもうまいポタージュであることは間違いない。

     

    それにしてもこのサラダとポタージュが出てくるタイミングは、どこかコース料理を彷彿させるところがある。

    ポタージュも半分くらい味わった。

    ということは、そろそろメインディッシュが来る頃だろう。

    そう思っていると、後ろから誰か近づいてくる気配がした。

     

    3.肉でその名を轟かせた店のハンバーグ

    さあ、ライスと共にいよいよメインディッシュの登場だ。

    全景

    鉄板にデミグラスソースをまとったハンバーグがどっしりと腰を据えている。

    付け合わせに使われているのはポテトとブロッコリーだ。

    この二つがあることで鉄板の上に色彩を生み出している。

     

    ハンバーグ

     

    デミグラスソースが鉄板の熱で熱せられて、香ばしいにおいと食欲を掻き立てる「ジューッ!」といった良い音を立てている。

    我慢できず、ナイフとフォークを手に取って肉塊に突き立てる。

    右手の得物をハンバーグに押し当てると、ナイフを引かなくてもその身を切り分けることができた。

    なんという柔らかさだ。

    それなのにハンバーグの形はしっかりと保っている。絶妙な柔らかさだからこそできる技なのだろう。

    ひとかけらフォークで刺してまじまじと観察する。

    濃厚そうなデミグラスソース、そして断面に見える肉汁は見るからにうまそうだ。

    早くこのうまそうなハンバーグを口の中に入れたい。

    その衝動に駆られた俺は勢いよくフォークに刺さったハンバーグに齧り付いた。

    ハンバーグを中心に肉のうまみ、そしてデミグラスソースの風味が口の中に広がっていく。

    その広がるのをただじっと感じ続ける。というか、想像していた以上の味にしばらくそうすることしかできなかった。

    うまいものを食べて感動した時に人はただ無心にその味を味わうというが、まさしくその状態であった。

    ハンバーグに使われている肉も、その肉を包み込むデミグラスソースの味もうますぎる。

    もっとわかるように解説しろと言われそうな気もするが、ただ「うまい」という感想しか思い浮かばないのだ。

    しばらくはこの味に溺れさせてほしい。

     

    断面

     

    お待たせした。

    ではハンバーグの感想をうつらせていただこう。

    まずハンバーグの食感だが、先の一口目を切り分けるためにナイフを入れた際にもわかってはいたが口に入れると簡単に肉同士のつながりが崩れる。

    万世ハンバーグは牛肉と豚肉のひき肉を合わせて作られている。

    つなぎとなるようなものは使われていない。

    いわゆる肉100%のハンバーグなのだ。

    そしてデミグラスソース。

    以前紹介した肉の万世のカレーと同じものを使っているのだろうが、受ける印象は段違いだ。

    うま味とコクが段違いである。

     

    これを食べた後だと俺が食べてきたハンバーグはいったい何だったのかと思ってしまう。

    今までの人生の中で食べたハンバーグの中で一番うまいんじゃないかと思う。

     

    そんなうまいハンバーグの味が残る口の中にライスを運ぶ。

    ハンバーグの味がライスと口の中で調和される。

    うまくないはずがない。

    勝手にナイフとフォークを持つ手が進む。

     

    食べ進めていくごとにハンバーグがだんだんと小さくなっていく。

    そして最後の一切れ。

    それをゆっくりと口の中に入れて、その味を嚙みしめて飲み込む。

    余韻にまだまだ浸っていたいと思うが、さすがに空の皿を並べた状態で長居するわけにもいかない。

    席を立つ前にグラスの中に残っている水を飲み干す。

    すると口の中に残っていたハンバーグの余韻は綺麗にのどの奥へと流れていった。

    そこにはあの魅惑的な味は全く残っていない。

     

    まるで夢でも見ていたようだ。

    柄でもないことを思いながら、俺は席から立ちあがった。

     

     

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    まとめ

    さて今回は有数の名店である肉の万世で提供されるハンバーグを紹介したが、いかがだっただろうか。

    今までのハンバーグに抱いていた価値観が変わるかもしれないハンバーグが肉の万世では食べられるかもしれない、ということをごりかいいただけたかと思う。

    しかし、「いくらなんでもハンバーグにそこまでの金額を出したくない」と思う人もいるかもしれない。

    そんな人はランチタイムに訪れてみてほしい。

    調べてみると、肉の万世ではランチメニューがある。

    11時から16時まで提供されているランチメニューは値段が少し安くなっている。

    興味がある人はぜひともこの時間を狙って、訪れてみていただきたい。
    (写真と文/鴉山翔一)
    【今回紹介した品】

    万世ハンバーグ    1700円(税込み1836円)

     

    (写真と文/鴉山翔一)

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