新宿・東宝シネマズで映画『ラ・ラ・ランド』を観たよん!

    映画『ラ・ラ・ランド』は、第89回アカデミー賞の「作品賞」を逃したものの、監督賞や主演女優賞など6部門を受賞しました。

    映画『ラ・ラ・ランド』はミュージカル映画です。

    日本人は、「ミュージカル映画は好きになれない」という人が少なくありません。

    急に歌って踊り出すから、そこで集中の糸が切れるのだといいます。

     

    でも、でも、「歌」と「ダンス」が楽しめるんですよ。

    それに「物語」がちゃんとあるわけです。

     

    「歌」「ダンス」「物語」と3つの楽しみが味わえるのがミュージカル映画なのです。

    スゴクないですか?

     

    それに、「歌」と「ダンス」は人間の感情のほとばしりを雄弁に語ります。

    感動は、感情が揺れ動くわけですから、「歌」と「ダンス」があると、その感動は倍増するわけです。

     

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    そんな映画『ラ・ラ・ランド』を観るために、新宿東宝シネマズに行ってきました。

    ピカデリーでやってるかなと思ったのですが、やっていませんでした。

     

    新宿では、東宝シネマズで上映されています。

    あのゴジラのいる映画館です。

     

    (※注意/ネタバレあり)

     

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    ■夢を追いかける男女の胸キュンドラマ

     

    映画『ラ・ラ・ランド』は、「プロローグ・冬」「春」「夏」「秋」「エピローグ・5年後の冬」という構成になっています。

     

    女優を夢見て、ワーナー・ブラザーズの撮影所のカフェ店員として働いているミア(エマ・ストーン)はオーディションに落ちまくっています。

     

    ジャズ・ピアニストで、古き良きジャズが演奏できる自分の店を持つという夢を持っているセブ(ライアン・ゴズリング)。

     

    クリスマスの夜、ミアとセブが出会います。

    ミアは、パーティがうまくいかず車もレッカーされてしまい、ロサンゼルスの街をトボトボと歩いているとき、偶然聞こえてきたピアノの曲に惹かれてバーに入ります。

     

    そこでピアノを弾いていたのがセブでした。

    セブはジャズが弾きたいのですが、店のオーナーはありきたりなクリスマスソングを演奏しろと命じます。

     

    ジャズなどお客は求めていないのです。

    「もしも、お前が契約通りの曲を弾かなかったらクビだからな」

    と言われていたのにもかかわらず、セブはジャズを弾いてしまいます。

     

    そして解雇されるのです。

    そのちょうど解雇されたときに、ミアがバーに入ってきたのでした。

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    ■ミアとセブの夢はいったいどうなるのか?

     

    季節ごとにテンポ良くストーリーは展開していきます。

     

    「春」

    ミアとセブは、とあるパーティで再会します。

    2人はパーティを抜け出して、丘の上へいきます。

    美しい夕焼けに包まれて恋がはじまりそうな予感がただよいます。

     

    ミアはボーイフレンドをフリ、セブと交際をはじめました。

     

    「夏」

    2人はデートを重ねて、同棲をはじめます。

    セブは男として生活を支えるために稼がなければなりません。

     

    自分のやりたい音楽ではありませんでしたが、生活のためにセブはロックバンドに加入します。

     

    「秋」

    セブの加入したバンドは全国ツアーに出ていき、ミアとすれ違いの生活になります。

    「自分の店を開く夢はどうなったのか」

    とミアはセブを責めます。

    2人は口論となり、ミアがアパートを出ていきます。

     

    数日後、ミアの実家にセブが迎えに行き、ミアに夢を追いかけることをススメます。

    そして、互いに愛し合っていることを確認し、夢にあふれた未来を語り合うのです。

     

    そして、ラストの「エピローグ・5年後の冬」では、びっくりするような展開が待っていました。

     

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    ■なぜ5年後の冬はこうなったのか?

     

    脚本・監督のデミアン・チャゼルは、なぜあのようなラストにしたのでしょうか?

     

    映画『ラ・ラ・ランド』を観終わったときに、真っ先に浮かんだのは、その疑問でした。

    ハッピーエンドにようで、ハッピーエンドでない、何とも考えさせる終わり方なのです。

     

    これは、おそらく監督が観客に仕掛けた巧妙な罠なのでしょう。

    「この結末の意味を考えてみなさい」

    というメッセージがそこにあるような気がします。

     

    結局、5年後の2人は別れてしまっているのです。

    しかし、2人とも夢を叶えています。

     

    ミアは、大女優になり、可愛い娘もいます。

    大成功してセレブな生活をしているのです。

     

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    セブは、古き良きジャズを奏でる自分の店を開いていました。

    そして、ミアは旦那と一緒にその店へ入ります。

     

    セブがミアの存在に気づき、2人の思い出の曲を弾きはじめると、セブとミアが結ばれていた場合の5年間がフラッシュしていきます。

     

    一瞬、どちらが現実なのかわからなくなりますが、フラッシュが終わると、現実は、セブとミアは別々の人生を送っているのです。

     

    最後に、ミアが店を出ていくときに、舞台上のセブと視線が合います。

    そして、2人は互いの気持ちを理解するように見つめ合い、ニヤリと笑うのです。

     

    そんなラストなんです。

     

    これはハッピーエンドなんでしょうか?

    それともバッドエンドなんでしょうか?

     

     

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    ■まとめ

     

    セブもミアも夢を叶えているわけです。

     

    もしも、2人が結ばれていたら、果たして夢は叶えられたでしょうか?

     

    「秋」の段階では、2人は結ばれるんだろうなと予感させといて、「5年後の冬」では別の男とミアは結婚し子どもまで産んでいました。

     

    どういうことなのでしょうか?

     

    ラストシーンでセブとミアが結ばれていた場合の5年間がフラッシュしたのはどういう意味があるのでしょうか?

     

    「2人が一緒になっていたら夢は叶えられたかどうか、考えてみてください」

    という監督からのメッセージじゃないでしょうか?

     

    そして、「秋」の段階では良い感じの仲だったのに、なぜ2人は別れてしまったのか、この疑問も残ったままです。

     

    「別れた理由もじっくり考えてください」

    という監督のメッセージだと思います。

     

    夢を叶えるために、2人の「愛」はある意味、邪魔だったのかもしれません。

    「愛」が邪魔になることってあると思うんです。

     

    結婚してささやかな家庭を持つということが、2人の共通の夢だったらいいのですが、セブとミアは別々の夢を追いかけているわけです。

     

    夢というのは、その人の人生の方向を決定づけます。

    別々の夢を持った2人は、別々の人生を歩むことになるのです。

     

    ということではないでしょうか?

     

    あなたは、どう思いますか?

     

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    ≪TOHOシネマズ 新宿≫

    https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/076/TNPI2000J01.do

     

    (文・ブッダ猫)

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