新宿小説

新宿マガジンのライターが書いた小説などを紹介していきます。

小説『お嬢様が新宿の立ち呑み屋へ行ってみた』

義父が縁側で足の爪を切っていた。

青々と伸びた梅の枝から小鳥が飛び立ち梅の葉が小さく揺れた。

「お父さま、ソノコは、この店へ行ってみとうございます」

ソノコはスマホを持って義父のもとへ近づいた。

ソノコは、インターネットで行ってみたい店を検索していたのだ。

 

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