最先端のシステムを備えた超人気店「一蘭」 その独自性を体験する

店前

新宿には豚骨ラーメンを提供する店が多数存在する。

そんな中、行くといつも行列ができている店が存在する。

それも並みの行列ではない。

大体1時間待ちだ。

何度か食べてみようと訪れてみたのだが、いつもそれぐらいの客が並んでいる。

多いときは1時間半待ちだと言われたこともある。

だが、それほどの人気店となればなんでそんなに人気なのか気になり、そして一度食べてみたいと思うところ。

というわけで、意を決して並んでみることにした。

その店は「一蘭」。

というわけで、今回はいつも行列ができている店「一蘭新宿中央東口店」に行ってみた。

店前

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  • 海外から来た人も並んででも食べたいと思うラーメン屋

日曜日の午前11時。

いわゆる昼時から1時間ほどずれた時間。

俺は新宿駅にほど近いところにある一蘭新宿中央東口店へと歩みを進めていた。

さすがにこの時間であれば行列なんかできていないだろう。

そう思っていたのだが、店の前に来ると俺の予想は根拠のないとことん甘いものだったのだと思い知らされた。

……すでに行列ができていた。それも道に出るほどまでに……。

まだ昼前だよな? なんでここまで行列できてんの?

正直疑問が絶えないのだが、とりあえず並ぶ。

並んでいる間も次々後ろに新たな客が並んでくる。

ほんと人気だなこの店。

だが一つ気になることがある。

客層だ。

前後の客の会話を聞いていると、確実に日本語ではない。

イントネーションからして韓国語もしくは中国語だろう。

他の客もそうだ。

並んでいる客は明らかに外国人が多い。

とんでもないくらい多い。

たぶん日本人の客よりも多い。

そう。一蘭は外国人観光客にも人気の店なのだ。

しかし、なぜこんなににも外国人観光客がこの店を訪れるのか?

その答えは一蘭独自のシステムにある。

一蘭では他のラーメン屋では体験できない様々な工夫がある。

それを体験したいがために訪れる客が多いのだ。

それにしてもこの人数。いったいどれくらいの時間がかかるのかわかったものではない。

やっぱまた別の日にするか……。

そうも思ったがここで引くと食べる機会はまずないだろう。

とりあえず並んでみるとしよう。

 

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  • 他の店にはない一蘭独自のシステム

なんだかんだで、並び始めて約40分。

ようやく店の中に入ることができた。

入口を入ったところには食券機が2台置かれている。

そのうちの1台の前に立ち、ラーメンの食券を購入する。

食券を手に取り、店の奥のほうへと進んでいくと、まだ行列があった。

外のものに比べればまだ全然少ない。

が、ここでも行列ができているとは予想もしていなかった。

店内行列

しかし、ここで引き下がってしまうと一蘭のラーメンを食べることはできない。

ただ黙々と順番が来るのを待つことにした。

待っていると、店員が小さな用紙の乗ったボードを持ってきた。

見るとラーメンの仕上がりをどのようにするのかといった内容が書かれている。

これが一蘭の独自システムの一つであるオーダー用紙だ。

通常であれば1杯ごとに客がどのように仕上げるのか口頭で言わなければならない。

だが一蘭ではそんな昔ながらの方式ではない。

オーダー用紙に記入するという形式をとっているのだ。

しかもその内容は意外とこと細かい。

麺の硬さから味の濃さ、コッテリ度合い、ネギ、チャーシュー、たれ、ニンニクの有り無しまで決まることができる。

ちなみに用紙は日本語の他にも英語、中国語、韓国語の3種類があった。

グローバル対応もばっちり、というわけだ。

俺はとりあえず麺を硬めにした以外は全て「基本」を選択して店員に渡した。

待っている間、少しずつ列が進んでいく。

もうすぐ俺の番となるころにあるものが目に映った。

それがこれだ。

空席

普通のラーメン屋にはまずありそうもないこの機械。

座席の番号のようなものが漢数字で書かれていて、その隣には「空」と青く光っているボタンのようなものがある。

最初何かと思ったが、すぐにその答えはわかった。

これは店内の空席状況を確認するための機械だ。

この機械は一蘭独自のシステムと大きく関係がある。

やがて俺の番が来て、席に通された。

そして俺が通された席というのが、こんな感じだ。

わかるだろうか。

両サイドは衝立で仕切られていて隣の様子を伺うことができない。さらにコップと給水設備まで備わっている。もはや独立した空間。いわゆる半個室の状態だ。

これが一蘭最大の特徴「味集中システム」だ。

味集中

衝立があるおかげで、ラーメンを食べているときに周りの様子を一切気にする必要がない。

目の前にあるラーメンを味わうことだけに集中することだけ。

このシステムがあることによって、女性でもラーメンを思い切って食べることができるというわけだ。

このシステムはかなり人気があり、多くの著名人や有名人もこのシステムがあるからこそ訪れるらしい。

ちなみにこのシステムは現在特許も取得している。

先ほどの機械はどこの席が今空いているのかをフロアのスタッフに知らせるためのものだったのだ。

他のラーメン屋にはないこの最先端なところが一蘭が人気である理由の一つなのかもしれない。

 

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  • 2つの味を楽しむことができる一蘭のラーメン

5分ほど待っていると、注文していたラーメンが届いた。

 

一蘭のラーメンはとことんシンプルだ。

濃厚そうな白湯スープに細麺、チャーシューとネギ、そして中央に店自慢の赤いたれが盛られている。

では、早速実食と行こう。

一蘭のおすすめの食べ方は、最初はたれを混ぜずにスープと麺をそれぞれ味わう、というものらしい。

それに倣ってスープから味わうことにする。

スープはしっかり濃厚な味ではあるが、ほんのりと甘味を感じることができる。

それであって、臭みなどは一切感じない。

手間を惜しまず、しっかりと作られている証拠だ。

とろみもあってうまい。

そんなスープをしっかりまとった麺はまたうまい。

これぞ、ザ・豚骨ラーメンといった味わいだ。

さて、それではそろそろ一蘭自慢の赤い秘伝のたれと混ぜていただいてみるとしよう。

たれを少しずつスープに溶かしていき、レンゲでそのスープを掬って口の中へと運ぶ。

…………ガフッ!

辛っ‼

予想していた以上の辛さが来たので思わずしばらくむせていた。

かき混ぜ方が足りなかったのか? そう思ってもう1回しっかりとかき混ぜてからもう一度スープを飲む。

まだ喉の奥がヒリヒリと痛むが、辛味の中にうま味を感じるくらいの余裕は出てきた。

赤い秘伝だれの正体は唐辛子をベースにして数儒種類の食材を混ぜて数日熟成させたものだ。

ただ辛いだけではなく、その中にうま味を感じることができるように調合されたたれは一蘭のラーメンの味を引き出すためにはなくてはならないものなのだ。

豚骨ラーメンにこの赤いたれをかけるというのも一蘭が最初だ。

そのうま味は後を引き、食欲をそそる。

その味を楽しむのにはうってつけの物であった。

ごちそうさん。うまかったです。

 

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  • まとめ

さて今回は他のラーメン屋にはないシステムを多数導入している「一蘭」を紹介したがいかがだっただろうか。

一蘭ではラーメンを食べるのに夢中になってもらうために様々なシステムがあるという子をご理解いただけたかと思う。

「食べてみたいけどそんなに並んでまでは……」

そう思う人もいることだろう。だが安心していただきたい。

実は一蘭は新宿にもう1店舗ある。

それは歌舞伎町の中だ。

TOHOシネマズ新宿のほど近くにある歌舞伎町店は新宿中央東口店と比べてあまり混んでいない。

一度食べてみたいという人はこちらを訪れてみるといいだろう。

最後になるが、一蘭の自慢の味を最後の一滴まで楽しむと、丼の底に書いてあるメッセージを読むことができる。

どんなメッセージが書いてあるのかは、実際に訪れて一蘭の味を楽しんだ後に自分の目で確かめてみてほしい。

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【今回紹介した品】

・ラーメン           890円

 

一蘭 新宿中央東口店

・住所

東京都新宿区新宿3-34-11

・電話番号

03-3225-5518

・営業時間

24時間

 

一蘭 新宿歌舞伎町店

・住所

東京都新宿区歌舞伎町1-17-10

・電話番号

03-6233-7667

・営業時間

10:00~翌6:00

 

(写真と文/鴉山翔一)

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