西新宿の濁酒本舗「てじまぅる」でほっこりできる5つの理由

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西新宿の濁酒本舗「てじまぅる」でほっこりできる5つの理由

ワシは夕方5時ごろ西新宿7丁目あたりをブラブラ歩いていた。

いつもの店で飲みながら読書でもしようと思ったのだが、ふと気になる看板が目についた。

その看板とは「本物のどぶろくあります」という言葉じゃ。

言葉というのは物凄い魔力があって、ワシの脳内の中枢神経を刺激し唾液を出さしめ、軽い酩酊状態に誘うのだ。

そうなると、もう、あとへは引けない。

行くしかあるまい。

 

はじめての店だが、ワシはどぶろくを飲むべく濁酒本舗「てじまぅる」へと向かった。

ビルの地下にあるその店へとワシは階段を降りていった。

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■「濁り酒」と「どぶろく」の違いとは?

どぶろくとは、米を発酵させただけの白く濁ったお酒のことだ。

だから、お酒のなかにやわらかい固形物が残っている。

ちなみに、この固形物のことを「もろみ」という。

 

発酵させるときは、お米に米麹や酵母を加える。

そして何日かして発酵するとアルコールがうまれるわけじゃ。

アルコール度は清酒と同じ14度から17度くらいになる。

 

どうじゃ、おもしろいじゃろ。

どぶろくはデンプンやらデンプンが分解した糖やらが残っているので、ほんのりと甘い風味がする。

ま、舌触りは甘酒のような感じじゃ。

 

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日本のどぶろく作りの歴史は稲作とほぼ同起源だといわれておる。

日本に稲作が伝来したのは縄文時代晩期らしいが、弥生時代になると日本全土で稲作がなされていたという。

そのころは生米を人間が噛んで発酵させたそうじゃが、その後、麹カビで発酵させる醸造法が見つかったようだ。

「口噛み酒」は、奈良時代まであったそうじゃ。

 

ま、あの頃の貴族たちはきっとどぶろくを飲んでいたんだろうのう。

 

とにかく、どぶろくというのは、米、米麹、水をまぜて発酵させ、もろみをこさずに作る。もっとも簡単に作れる日本酒の原型である。

 

そして、濁り酒というのは、このどぶろくを粗漉ししたものだ。

 

どぶろくというのは稲作で暮らしを立ててきた日本人の遺伝子にバッチリ刻まれた飲み物なんじゃのう。

 

西新宿の濁酒本舗「てじまぅる」に行けば、本格的などぶろくと濁り酒が飲めると言うわけじゃ。

日本人の魂にビンビン響いてきたじゃろ。

外人さんにも聞かせてやって欲しい。

「日本人の魂に触れたかったらどぶろくと濁り酒を飲んでみんさい」ってな。

 

 

ワシは、この店へ入って魂の底からほっこりした。

なぜほっこりしたのか、5つの理由を語って聞かせようぞ。

 

■理由1/濁酒本舗「てじまぅる」こじんまりとしたアットホームな雰囲気

 

階段を降りて店のドアを開ける。

カウンターには常連客らしき人たちが2名。

カウンターのなかには店長らしき男性が1人。

テーブルには夫婦ものらしき人たち。

もう1つのテーブルには男性の2人客。

 

いずれも、店長らしき男性と親しげに話していたので、みんな常連客みたいだ。

総席数は35席とこじんまりとした店内にアットホームな雰囲気がワシの心をほっこりとさせた。

うう~~ん。いい感じだ。

 

「いらっしゃませ。どちらでも、お好きな席へ」

と店長らしき男性が言うので、ワシは迷いながら丸テーブルに座った。

 

さっそくメニューを見てみよう。

さて、今夜は何を飲むかなぁ。

やっぱり、ここはどぶろくだろ!

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■理由2/ピンク色のどぶろくがワシの心をほっこりさせた!

 

「何にしましょう?」

店長らしき男性が注文に来た。

ワシは正直にどぶろくの銘柄はよくわからないことを告げた。

「でしたら、どぶろくの利き酒セットがありますよ」

それが、メニューにある「どぶろく三種飲み比べ」だ。

 

・どぶろく三種飲み比べ     900円

黒どぶ/ピンどぶ/雪化粧

 

まず、「黒どぶ」をひと口飲んでみた。

甘酒のような舌触り。

白い固形物が喉を通る。

濃厚だ。

甘酒のような喉ごしだが、甘酒よりもアルコール度数ははるかに高い。

これは飲み過ぎてしまいそうだ。

 

「雪化粧」はいくぶんあっさりしていた。

ワシは、なぜか「ピンどぶ」だけは避けていたようだ。

なにせ色がピンク色なのだ。

 

原料は米なんだから白くなきゃおかしいじゃないか。

なぜピンク色なんだ。

そんな疑問はワシをして「ピンどぶ」を敬遠させてしまったのだろう。

 

ワシは不思議がっていると店長らしき男性が説明してくれた。

「このピンどぶは、発酵力が非常に弱くて取り扱いの難しい赤色清酒酵母を使っているんです。このピンク色は酵母が出す自然の色なんですよ」

そうだったのかぁ。

 

ワシは「ピンどぶ」をグビッと飲んだ。

どうしたことだ!

ワインみたいに少し酸味がかかっているぞ。

しかも、どぶろく特有の甘みがあり、ほんのりフルーティな香りがする。

酵母が出す自然な炭酸ガスがスパークリングワインのような微発泡の「ピンどぶ」を作り上げたのだ。

 

こえはうまい!

コンテストでも優秀賞を取っているらしい!

 

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■理由4/量は3段階で注文できるのがありがたい!

 

正直、どぶろくはそんなに量飲めるものじゃない。

固形物が残っているので、お腹がいっぱいになる。

カロリーも気になる。

 

2合も飲めばいっぱいいっぱいだ。

でも、いろんな種類を飲みたい。

そんなニーズに応えるべく濁酒本舗「てじまぅる」では、量が3段階になっている。

これは、ありがたいよね~~

 

・黒どぶ

小           600円

大           1,050円

1合        1,350円

 

・雪化粧

小           600円

大           1,050円

1合        1,350円

 

・ピンどぶ

小           600円

大           1,050円

1合        1,350円

 

・香り吟どぶ

小           600円

大           1,050円

1合        1,350円

 

・大吟どぶ 出羽燦々

小           650円

大           1,200円

1合        1,630円

 

・大吟どぶ 山田錦

小           750円

大           1,380円

1合        1,800円

 

・どぶろく三種飲み比べ   900円

黒どぶ/ピンどぶ/雪化粧

 

・庄内濁酒 てじまぅる  清泉川

(オリジナルにごり酒)

小           400円

大           700円

1合        950円

 

・地酒 山居倉庫 上喜元 にごり酒

小           380円

大           680円

1合        900円

 

・月の桂 本醸造 にごり酒

小           350円

大           600円

1合        800円

 

・鳥海山麓 子宝ヨーグルト

小           380円

大           680円

1合        900円

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■理由4/真心こもった山形の料理がほっこりさせる

 

さて、どぶろくに合う料理を食べてみるかなぁ。

どぶろくはもろみが残っているので、デンプンや糖質が多い。

いうなれば、ご飯を食べているようなものだ。

 

となると、ご飯のおかず的なものがいいはず。

メニューをみながらワシは考えた。

 

濁酒本舗「てじまぅる」はお酒も料理も山形なのである。

上質などぶろくも、濁り酒も清酒も全部山形の希少地酒を取り揃えてある。

その数70種以上。

 

そして料理は、山形の郷土料理だ!

名物料理は「平牧三元豚」らしい。

肉は国内最高級の山形平田牧場から直送しているという。

なんというこだわり!

 

メニューを見ると、平牧三元豚づくしだ。

 

・平牧三元豚しゃぶしゃぶ  一人前   1,500円

・平牧三元豚モモ サイコロステーキ   1,480円

・平牧三元豚 角煮           1,080円

・平牧三元豚 つくね           980円

・平牧三元豚 水餃子           780円

・平牧三元豚 チャーシュー        680円

・平牧工房 添加物不使用ウインナー    680円

・平牧金華豚 博多風モツ炒め       780円

・平牧金華豚 辛モツ炒め         780円

 

しかし、どぶろくを飲んでしまい、お腹がかなりふくれてしまった。

ここで豚肉はちょっとキツい。

ワシが20代の若さだったら、ガンガン食べるんじゃが、今日は控えておこう。

 

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■理由5/本日のおすすめ料理にほっこりした!

 

どぶろくにぴったりの料理をメニューのなかで探していると、ワシの目に飛び込んできたのは「本日のおすすめ」にある「山形庄内風芋煮」じゃ!!

 

そうじゃ、そうじゃ、芋煮じゃ! 芋煮じゃ!

初冬になるとよくテレビのニュースで「日本一の芋煮フェスティバル」を見たことがある。

あれはたしか山形だった。

 

山形の郷土料理で「芋煮」は外せないじゃろ。

食べてみたらこれがイケる!

どぶろくにもよく合う!

大正解じゃった!

 

・山形庄内風芋煮   一杯  700円

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もうひとつ気になる料理がある。

「本日のなめろう」だ。

なめろうとは、青魚をさばいたものに、味噌、日本酒、ねぎ、シソ、生姜をのせて、そのまままな板の上で包丁を使って粘り気が出るまで叩いて作る料理だ。

 

なめろうはワシも大好きなんで、よく食べる。

濁酒本舗「てじまぅる」のなめろうを食べてみたが、これがかなりのもんじゃった。

うまい!

いっぺん食べてみんさい。

でも、「本日のおすすめ」メニューなんで、君が行ったときには無いかもしれん。

 

・本日のなめろう    800円

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■まとめ

 

どぶろくを中心に話したが、濁酒本舗「てじまぅる」は濁り酒や地酒がそろってる。

日本酒好きが集まる店じゃ。

 

あと、店内に飾ってあるパンダの絵がまたまた心をほっこりさせるぞ。

これは常連さんで絵描きの沙良さんが描いたものらしい。

そのパンダの絵には素敵な言葉が書いてあって、心が1グラムほど軽くなることうけあいじゃ。

この絵を眺めながら濁り酒を飲むというのも、またいいもんじゃぞ。

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・店名/NIGORIZAKE BAR 濁酒本舗 tejimaul

・電話番号/050-5320-0827

・住所/〒160-0023  東京都新宿区西新宿7-10-10 西村ビルB1

・営業時間

月~金

ランチ 11:30~14:30

ディナー 17:00~24:00

(L.O.23:00)

12:00~24:00

(L.O.23:00)

日・祝日

15:00~23:00

(L.O.22:00)

・定休日/不定休日あり

 

ぐるなびサイト

http://r.gnavi.co.jp/8t7exhp30000/

 

(写真と文/ブッダ猫)

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