新宿の源七商店が日本酒好きを惹きつける5つの理由

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新宿の源七商店が日本酒好きを惹きつける5つの理由

ワシは日本酒が好きだ。

おいしい日本酒が飲める店を日夜開拓している。

ただおいしいだけじゃダメだ。

ワシのポリシーでもあるのだが、高い食材を仕入れて、高い値段で売ったのでは料理人としての努力も工夫も何もないではないか?

そんな店は、申し訳ないが軽蔑するね。

 

たしかに日本酒は高い。

焼酎やビールのようにはいかない。

大吟醸などは1升が6千円とか1万円するものがザラにある。

1升瓶が1万円だとすると、1杯(1合)の原価が1,000円だ。

店に出すときは、1,500円から2,000円になってしまうだろう。

それじゃ、庶民には手が出せない。

どうすればいいのだ?

 

そこを何とかするのが商売人の努力と工夫だろう。

その努力と工夫がしっかりとデキている店を西新宿で見つけたのだ!

 

それが「源七商店」だ。

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■酒問屋直営酒場の「源七商店」が西新宿にあった!

 

ワシは夕方5時ごろ、西新宿をブラブラしていた。

原稿の執筆もなかなかうまくいかないし、気分転換に日本酒を飲みたいなぁと思ったからだ。

一杯、おいしい日本酒を飲むといいアイデアが浮かぶかもしれない。

1杯だけ飲んだらオフィスに戻って仕事をする。

そんなつもりでよさそうな店を探したのだ。

 

すると、「源七商店」の看板が目に飛び込んできた。

「鶏と酒肴/源七商店」とある。

そしてその横にこんな言葉があったのだ。

「明治三十五年創業酒問屋/直営酒場」

なるほど、酒問屋の直営なのか。

ということはおいしい日本酒が割安で飲めるということだ。

 

日本酒が大好きなワシとしては、この誘惑にはあらがいきれないものがある。

よし、今日はこの店に決まりだ!

 

この店に入ってみて、日本酒好きを惹きつける5つの理由が見えてきた。

今回は、その理由を紹介しよう!!

 

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■理由1/「源七商店」は日本酒の品ぞろえが半端ない!

 

まずは、日本酒の品ぞろえだ。

下記のメニューを見てくれ。

眺めているだけでワクワクしないか?

 

日本酒好きを惹きつける一番の理由は何と言っても品ぞろえだろう。

 

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これは「源七商店」の日本酒リストのほんの1部である。

 

  • 男山【生もと純米酒/北海道】酒度+4 酸度1.6

ヨーグルトのような香りと生もと造りならではの濃醇さが特徴

400円(税抜)

 

 ・駒泉 作田【特別純米酒/青森】酒度+3 酸度1.4

コクのある味わいはどんな料理とも相性グッド!三杯目から呑みたくなるお酒

400円(税抜)

 

  • 八鶴【純米酒/青森】酒度+4 酸度1.4

米の旨味を生かしたフルーティーさが際立つ「めぇ(青森弁)」酒です

500円(税抜)

 

  • 阿櫻【純米酒/秋田】酒度+4 酸度1.5

「かまくら」で有名な秋田県横手の銘酒。華やかな香りとまろやかな味わい

400円(税抜)

 

  • 両関 秋田こまち【純米酒/秋田】酒度+1 酸度1.4

秋田県産「あきたこまち」を100%使用した純米酒。ほのかな甘みと繊細さが特徴。

400円(税抜)

 

  • 一ノ蔵【特別純米酒/宮城】酒度+1~10 酸度1.4

「なんのお酒にしたら良いの?」そんな方にオススメの純米酒

400円(税抜)

 

  • 鳳陽【特別純米酒/宮城】酒度+6 酸度1.4

創業な、なんと340年!伝統が醸す幅のある風味とキレが特徴。伊達正宗も飲んだのかな?

500円(税抜)

 

  • 末廣 伝承生もと【純米酒/福島】酒度+2.5~3.5 酸度1.6

会津若松の老舗御蔵さん。程よいボリュームと柔らかな甘みのバランスグッド

400円(税抜)

 

  • 大七クラシック【純米酒/福島】酒度+3 酸度1

生もと造りならではの濃密で強いコシはチーズ系と併せてもベリーグッド

500円(税抜)

 

  • 月の輪【純米酒/岩手】酒度+2 酸度1.8

岩手産「たかねみのり」を65%までみがきあげた純米。コストパフォーマンスの良い逸品

400円(税抜)

 

  • 初孫 いってつ生もと純米【生もと純米酒/山形】酒度+2 酸度1.4

初孫と言えば大泉逸郎♪孫と~言う名~の宝物~♪!じゃなかった生もと造り!まろやかで深みのあう味わいが楽しめます

400円(税抜)

 

  • 東光【純米酒/山形】酒度+4 酸度1.4

和・洋・中華にエスニック!どんな料理にもマッチングするこれぞTHE食中酒!

450円(税抜)

 

  • 加賀鳶【極寒純米酒/石川】酒度+4 酸度1.8

ブランドのコンセプトはずばりっ「粋」!軽快かつキレありあり!

400円(税抜)

 

  • 幻の瀧【純米吟醸酒/富山】酒度+3 酸度1.5

ワイングラスでおいしい日本酒アワード三年連続金賞受賞の逸品です

400円(税抜)

 

  • 伝心 稲【純米吟醸酒/福井】酒度+6 酸度1.4

「!!!」きらめくようなさわやかな香り、そして心地よい口当たり。うーん、美酒!

500円(税抜)

 

  • 菊水 香撰【純米酒/新潟】酒度±0 酸度1.4

「えっ?これって純米?」ってお客様からよく聞かれます。大吟醸を想わせる香り高い純米酒

400円(税抜)

 

  • 越乃景虎【純米酒/新潟】酒度+3 酸度1.6

越後の名将長尾景虎(上杉謙信)を城主とした地で醸される呑むほどに旨さを感じる純米酒

500円(税抜)

 

  • 〆張鶴 純【特別吟醸酒/新潟】酒度+3 酸度1.4

純米酒ファンから圧倒的な支持を集めるやわらかでふくらみのある味わい

500円(税抜)

 

  • 真澄 奥伝寒造り【純米酒/長野】酒度+3 酸度1.4

「お気に入りの一本」から「無きゃ困る一本」になること間違いなしっ!

400円(税抜)

 

  • 舞姫 翠露【純米吟醸酒/長野】酒度+7 酸度1.5

その名の通り気品のある香りとまろやかなハーモニーが秀逸です

500円(税抜)

 

  • 七笑【純米酒/長野】酒度+1 酸度1.4

七つの笑い。「七笑」を呑む方が一週間毎日笑って過ごしてほしい。七笑は「幸」へのナビゲーターだ~

400円(税抜)

 

  • 七賢 風凛美山【純米酒/山梨】酒度+4 酸度1.8

甲斐の国らしい「風林火山」ならぬ「風凛美山」!駒ヶ岳の伏流水と県産米で醸したさわやかな純米酒です

400円(税抜)

 

  • 澤乃井 大辛口【純米酒/東京】酒度+10 酸度1.7

元禄創業、東京は奥多摩の老舗御蔵さん。日本酒度+10できっちりしまってます!

400円(税抜)

 

  • 谷川岳 純米超辛口【純米酒/群馬】酒度+8 酸度1.3

群馬を代表する名山「谷川岳」を冠にしたフルーティー&スッキリのグイグイいけるお酒

400円(税抜)

 

  • 神亀【純米酒/埼玉】酒度+5 酸度1.7

純米酒100%の神亀酒造様の「ザ・神亀スタンダード」

500円(税抜)

 

  • 甲子【純米酒/千葉】酒度+2 酸度1.7

米本来の旨味成分を生かした口当たりとコクのある味わいはメイドイン千葉が誇る代表的な純米酒です

400円(税抜)

 

  • 高砂 辛口【特別純米酒/静岡】酒度+10 酸度1.5

日本酒度+10の数値ほどの辛さは感じさせず、滑らかな舌触りが心地良い

400円(税抜)

 

  • 臥竜梅 純米吟醸 浮世絵柄【特別純米酒/静岡】酒度+3 酸度1.4

穏やかな吟醸香とふくよかながらキレのある味わいたるや…巷ではかの十○代を凌駕するのでは?との噂も。

500円(税抜)

 

  • 宮の雪 極上 生酒【本醸造/三重】酒度+1 酸度1.5

キンミヤだけではありませんっ!あの大○研○さんがこよなく愛飲するお酒

400円(税抜)

 

  • 三千櫻 純米R【純米酒/岐阜】酒度+5 酸度2.1

「R」はRich Tasteの略!!ふくよかで芳醇な味わいです

400円(税抜)

 

  • 剣菱【本醸造/兵庫】酒度+0.5 酸度1.6

剣菱は徳川八代暴れん坊将軍吉宗公に献上されていたとか。うーん、歴史の重みを感じます

400円(税抜)

 

  • 酒呑童子 熟年の酒【純米酒/京都】酒度+3 酸度1.6

世の中の頑張るお父さんの疲れを癒すマイルド純米!がんばれ~お父さん!

400円(税抜)

 

  • 春鹿 超辛口【吟醸酒/奈良】酒度+8 酸度1.4

フレッシュな香りとまろやかな味わいが口に広がります。

400円(税抜)

 

  • 月の桂 嘉都良【特別純米酒/京都】酒度+1 酸度1.6

「かげ清き月の嘉都良の川水を夜々汲みて世々に栄えむ」から命名。身体に染みるしみじみ美味い酒

500円(税抜)

 

  • 香住鶴【特別純米酒/兵庫】酒度+4 酸度1.4

食材を引き立ててくれる旨味と程よい酸味が素晴らしい

500円(税抜)

 

  • 福寿 純米酒「御影郷」【純米酒/兵庫】酒度+4 酸度1.4

山中教授のノーベル賞受賞の晩餐会で提供されて一気にメジャーとなったお酒。此れを呑めば気分はノーベル賞!

500円(税抜)

 

  • 出雲月山【純米酒/島根】酒度+9 酸度1.9

穏やかな香りと程よい米の旨味。「うん、厭味のない味わい!」

400円(税抜)

 

  • 梅錦 夢人【本醸造/愛媛】酒度+7 酸度1.1

瀬戸内の豊かな自然と石鎚山の伏流水で醸されたスマートな味わい

400円(税抜)

 

  • 嘉美心 桃花源【純米酒/岡山】酒度-8 酸度1.3

蔵元さんの信条「家族の口に入れさせたくないお酒は造らない」御蔵さんの想いが伝わってきます

400円(税抜)

 

  • 五橋【本醸造/山口】酒度+2~+3 酸度1.5

チョー軟水で仕込まれた軽やかで呑みあきのこないやさし~いお酒

400円(税抜)

 

  • 山猿【特別純米酒/山口】酒度+3 酸度1.7

どう表現したらよいんだろう~この味わい。「やわらか~い」ふわっとした味わいなんです。

500円(税抜)

 

  • 誠鏡 幻【純米吟醸酒/広島】酒度+3 酸度1.4

「蔵人のまっすぐな想いを酒に表したい」というのが御蔵さんの命名の由来。「幻」の味わいをお試しください

500円(税抜)

 

  • 慎太郎【純米酒/高知】酒度+5 酸度1.6

幕末の志士中岡慎太郎の名を冠した少量仕込で丁寧に醸されたお酒

400円(税抜)

 

  • 司牡丹 船中八策【純米酒/高知】酒度+8 酸度1.4

龍馬が土佐藩船「夕顔丸」で講じた船中八策、土佐のロマンを感じる切れ味ぜよっ!

500円(税抜)

 

  • 香露【特別純米酒/熊本】酒度+2 酸度1.6

ひと昔前「金賞取るならYK35」と言われていた「K」(熊本酵母)を使用したフルーティーな味と香り

400円(税抜)

 

  • 窓乃梅【特別純米酒/佐賀】酒度+1.5 酸度1.8

御蔵様の社是は「伝統と日本酒文化の花咲かせます」うん、がばいおいしかっ!

400円(税抜)

 

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■理由2/「源七商店」は日本酒がリーズナブルな値段で飲める!

 

上記の日本酒リストを見て、アナタも驚いたと思う。

それは、日本酒の値段だ。

吟醸酒や純米酒が400円とか、500円という値段で飲めるというのは、スゴイぞ!

これは驚きを通り越して感動だね。

ありがとう。「源七商店」さん。よくぞやってくれた!

 

これにはちょっとした工夫がある。

1つは、酒問屋直営店だからできるということ。

問屋価格で仕入れているので、安く提供できるというわけだ。

また、日本酒を知り尽くした問屋だから、酒蔵との交渉もうまいのだろう。

 

2つは、その量だ。

日本酒のグラス1杯120mlなのだ。

普通は1杯といえば1合(180ml)になる。

わずか60mlほど少なくしてある。

いろんな種類をたくさん飲めるので、日本酒好きにはたまらない工夫だといえる。

よくやった「源七商店」さん!

 

それにしても安い。

おそらく、ギリギリまで経費削減してこの値段で出しているのだろう。

ぜひとも、頑張って欲しいものだ。

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■理由3/「源七商店」は日本各地の日本酒が飲める!

 

日本酒好きなら誰でも知っていることだが、もしも、君が知らないのなら、よく覚えておいて欲しい。

1回しか言わないからよく聞いてくれ。

日本酒というのは酵母によって味が大きく変わるのだ。

たとえば、リンゴ酸高生産性多酸酵母や高エステル生成酵母などを使うと高い香りのフルーティな日本酒が作れるというわけだ。

さらに、 吟醸酒は低温で作っていくので、低温でも旺盛に発酵してくれる酵母を開発しなければいけない。

 

そして、この酵母の研究開発している機関が大きくわけて2つある。

1つは、明治時代に政府主導で作られた公益財団法人日本醸造協会だ。この協会でつくられた酵母のことを一般に「きょうかい酵母」という。理由はわからないが、あえてひらがなで「きょうかい酵母」というらしい。

きょうかい酵母が全国の酒蔵へ頒布(はんぷ)されるのだ。

 

2つは、地方自治体の研究機関が開発した酵母だ。他県にも頒布されることもあるのだが、基本的には地産地消の時代の趨勢に乗って、その県で開発された酵母は、その県の酒蔵で使われるというわけだ。

現代は、地方自治体開発の酵母を使う酒蔵が多いという。

日本酒製造は地場産業立て直しの鍵になるので、各県も必死においしい特徴のある酵母を開発しているという。

つまり、日本酒というのは、県によって味が違うということだ。

 

 

たとえば、広島酵母の特長は、リンゴのような香りのするカプロン酸エチル高生成株である。

秋田酵母は多品種あるが後味が軽くて旨口タイプの酵母が多い。

ということは、こういうことだ。

いろんな県の日本酒が飲めるということは、特長の違う酒が飲めるということなのだ。

やったね!

 

ワシはこの日、広島の酒「誠鏡/幻/純米吟醸」500円と、熊本復興支援のために熊本の酒「香露/特別純米酒」400円の2杯を飲んだ。

 

どちらも、魂に浸み渡るおいしさだった。

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■理由4/「源七商店」で食べる大山鶏は絶品だぞ!

 

「源七商店」の日本酒がおいしいというのはわかった。

しかし、呑み助としては、酒を飲むだけで終わるわけがない。

当然、つまみを食べるよなぁ。

いわゆる酒肴だ。

果たして、「源七商店」の酒肴はおいしいのか?

 

まずは、秋の味覚「秋刀魚塩焼き」(390円)を注文した。

いい感じに焼けているじゃないか。

脂がのっていておいしかったぞ。

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それから、この店の看板メニューである「骨付きもも肉の炭火焼」(580円)も食べてみた。

看板にもメニューにも「骨付きもも肉の炭火焼」とデカデカと書いてある。

大山鶏を使っているという。

大山鶏といえば鳥取の鶏だぞ。

身がしっかりしていて、臭みがなく、低脂肪で野性的な軍鶏系の鶏だ。

あまり知名度はないが、ブランド鶏になるよう、地元業者が努力しているというのを聞いたことがある!

そのもも肉が骨付きで食べられるというのは、これはスゴイぞ!

これが意外や! 意外! 日本酒にドンピシャなのだ!!

 

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その他、「たこさんウィンナー」(290円)を頼んだ。

ま、とりあえず早く出来る料理だというので頼んだのだが、これが意外といけた。

昔、オカンが弁当に入れてくれていたのを思い出し、ちょっと胸が熱くなった。

なつかしい味の「たこさんウィンナー」だ。

 

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■理由5/スタッフは美人ぞろいイケメンぞろい!

 

「源七商店」はスタッフの対応がすこぶるよかった。

ま、5時すぎごろの早い時間だったので、お客様がいなくて余裕があったのかもしれない。

君が行って、対応が悪かったら許して欲しい。

 

それにしても、女性スタッフは美人ばっかりで

「もしかして、面接で美人ばっかり採用されてるの?」

と聞いてみた。

「いやいや、そんなことないですよ」

と謙遜の回答。

 

男性スタッフもイケメンぞろい。

恐るべし「源七商店」

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■まとめ

 

店内の雰囲気は庶民的な食堂のような感じだ。

丸椅子にごく普通の四角いテーブル。

棚にはズラリと日本酒が並んでいるし、冷蔵庫にも日本酒がいっぱいだ。

日本酒好きの心を鷲づかみにする店であることは間違いないだろう!

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・店名/源七商店

 ・電話番号          

03-3343-5511

050-5877-9063

 ・住所   

〒160-0023  東京都新宿区西新宿1-19-2 シルバービル 2Fと3F

 ・営業時間

月~金   17:00~23:30

土・日・祝 16:00~23:00

 ・総席数/96席

 

〈源七商店のホットペッパーグルメ〉

https://www.hotpepper.jp/strJ001050386/

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(写真と文/ブッダ猫)

 

 

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