新宿3丁目の沖縄料理店『海森1号店』へ行ってみた!

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新宿区内の沖縄料理店を制覇するプロジェクトの

4軒目は『海森』1号店と2号店

Facebookの沖縄コミュニティの人から教わった店だ。

「海森」と書いて「かいしん」と読む。

 

新宿3丁目の末広亭のあるブロックは、かなり賑わっている。

土日も平日も関係なく、夜になると大勢の酔客がうろうろしているし、

オープンキッチンの店からは、お客たちの騒ぐ声が聞こえてくる。

 

ミリオネア夫婦は、土曜日の夜9時ころ、この界隈を歩いた。

末広亭に行列ができていた。

「夜の部に並んでるんだね」

と落語好きな夫が、うしろに並ぼうとする。

「ダメよ。今日は、海森へ行くんだから」

と妻。

 

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■伊江島においでよ!

 

末広亭の通りから、一本入った通りに、「海森1号店」はある。

隣のビルの2階に「城(ぐすく)」という沖縄料理店がある。

 

「一見さんは、ちょっと入りづらいかなぁ」

と、いつになく妻が消極的になっている。

物怖じせず、新しい世界にどんどん飛び込んでいく妻なのだが、どうしたことだろう?

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たしかに、玄関の扉が重厚で、中が見えないので、

はじめてのお客は、ちょっと躊躇するかもしれない。

黒板に「ジーマミ豆腐」「海ぶどう」「ラフテー」「イカスミ焼きそば」とあるが、

値段が書いてない。

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ノボリには「伊江島へおいでよ!」とある。

もしかして、オーナーが伊江島出身なのか?

伊江島といえば、

太平洋戦争のとき、伊江島には日本軍の飛行場があったことで米軍の標的にされ、

激しい戦闘が行われた島だ。

 

沖縄本島からフェリーで30分ほどの離島で、日帰りでも行ける。

周囲約22キロ、人口4千人ほどの島だ。

標高172.2メートルの城山が有名で、その威容は本島からも見えるという。

美ら海水族館の近くの本部港からフェリーが出ている。

 

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沖縄好きな人にも、あまり馴染みのない島だろう。

でも、ジーマーミ(ピーナッツ)やもと牛の産地だったり、

島のサトウキビを使ったラム酒づくりも盛んだ。

もちろん、紅芋や島らっきょうも取れる。

かなり実力のある島だ。

 

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■常連客ばかりのようだった。

 

なかに入ってみると、満席状態だった。

いつまでも店員の出迎えがないので、玄関に近いテーブルで飲んでいた女性客が

「マスター! お客さんだよ」

と言ってくれた。

「なに?」

とこっちを向いたマスターらしき男性が、

「何人ね?」

「2人です」

「ちょっと待ってね。いま、席、作るから」

と言って、カウンター席のお客のお会計をしているところだった。

 

 

 

ちょうど、帰るお客がいたらしい。

タイミングがよかった。

少しズレていたら、入れなかったかもしれない。

 

カウンターが8席ほどあり、入り口付近に4人がけのテーブル。

そして、奥に8人がけの大きめなテーブルがある。

大きなテーブルには、中年の男女が6人で座っていた。

 

方言がバンバン飛び交っていたので、おそらく沖縄出身の人たちだろう。

 

どう考えても、常連客ばかりが集まる店のようだ。

 

「私が1人で来たら、たぶん、話しかけて、友だちになってるでしょうね」

と妻が目を輝かせる。

「ま、でも、今日は、2人で飲みましょう」

と夫。

 

■生ゴーヤビールに感動!

 

「まずは、ドリンク。何を飲みましょうかねぇ?」

と夫が尋ねる。

 

メニューを見ると、有名どころの泡盛はそろえてある。

何にするかな?

古酒もよさそうだが、できれば、この店ならではの飲み物を試してみたい。

 

「生ゴーヤビールがいいんじゃない?」

と妻。

メニューに、生のゴーヤをすって入れてあるのだという。

海森オリジナルのビールだ。

 

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「ボクは、伊江島のラム酒を飲んでみたい」

伊江島にゆかりのある店のようだから、それにちなんだものを頼みたいと思った。

 

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運ばれてきたラム酒を飲んでみると、サトウキビの甘い香りを存分に引き出した、

何とも言えない味わいだった。

 

ラム酒には製法によって2種類に大別することができる。

 

・インダストリアル・ラム(サトウキビから砂糖を精製する過程で出る副産物であるモラセスを原料とするラム酒)

・アグリコール・ラム(サトウキビの搾り汁を原料とするラム酒)

 

伊江島ラムは、アグリコール・ラムだ。

サトウキビ本体の甘さを味わうことができる。

 

色合いをみると、少し褐色なっているので、これは「ゴールドラム」だろう。

樽で熟成させて作るラムだ。

ダークラムになると、もう少し濃い褐色になる。

 

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そして、生ゴーヤビールはどうだろう?

 

「このビール、スゴイよ! ゴーヤの匂いがビンビンする」

と妻がビールを飲んで感動している。

 

夫も少し飲んでみる。

「たしかに、これはスゴイね。ゴーヤの味と香りがビンビンするね」

と夫も感動。

 

たぶん、家で、同じようにゴーヤをすってビールに入れても、

こんな味にはならないだろう。

何か、隠し味があるに違いない。

 

 

■もずくの天ぷらはボリューム満点

 

「さて、料理は何にする?」

夫は、メニューをペラペラとめくってみる。

天ぷらのページで手が止まる。

「天ぷらがおいしそうだよ」

ゴーヤ・ポーク詰めも気になるし、さきいかの天ぷらも気になる。

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「今日は、もずくの気分だなぁ~~」

もずくはミネラルが豊富で、肌の保湿力を高め、肌にハリやツヤを保つ効果があるのだ。

ダイエット効果も抜群なのだ。

 

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もずくの天ぷらがやってきたときに、驚いたのは、そのボリュームだ。

「多いね」

と夫が言った。

小食の夫婦だと、これは多い。

メニューを見ると「ハーフ」があった。

ちょこっと食べたい人は、ハーフがおススメ。

 

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妻は、スーチカのページを見つけて、

「あ、懐かしい!」

と声を上げた。

「スーチカって何?」

と夫が尋ねると、

「豚の塩漬け。冷蔵庫がない時代の保存食ね。沖縄人は、豚の声以外は何でも食べるって言うくらい豚が好きだからね」

と妻が答えた。

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シンプルにキュウリと白髪ねぎを添えたスーチカがやってきた。

塩抜きはしてあるみたいだが、それでも、かなり塩辛い。

でも、甘い香りのする伊江島ラムにぴったりだった。

 

「このスーチカ、伊江島ラムに合うよ!」

と夫が、感心する。

 

「海森」は、料理のうまい店だ。

これは、沖縄県人じゃなくても、常連になってしまうかもしれない。

 

「この伊江島ラムは、うまいね」

と夫が言ってると、

カウンターのなかからマスターが、

「そちらのテーブルにお客さんは、みんな伊江島の人だよ」

と教えてくれた。

 

なるほど。

そんなふうに、マスターが気さくに話しかけてくれる店なのだ。

 

また、来て、他の料理も食べてみたくなった。

もしかすると、通うかもしれない。

 

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■まとめ

 

「海森2号店」がすぐそばにある。

1号店の前の通りの角を曲がったら、すぐに見つかる。

ちょっとわかりづらいかもしれないが、赤い看板のあるビルの2階だ。

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2号店は、1号店よりも広いので、

グループで使うときは2号店のほうがいいだろう。

実際、10人ほど1号店に入ってきたグループ客がいたが、

2号店へ行くように指示されていた。

 

料理もうまいし、1人飲みでも、デートでも、グループでもOK

いろんな使い方ができる店だ。

 

新宿マガジンとしては星4つを進呈しよう。

 

★★★★

 

 

 

海森 1号店 (かいしん)

 

  • お問い合わせ

03-3358-1353

  • 住所

東京都新宿区新宿3-8-5 イオヤビル 1F

  • 交通手段

JR新宿・新宿3丁目

新宿三丁目駅から201m

  • 営業時間

[月~土] 18:00~翌5:00

  • 定休日

日曜(2号店は営業)

  • 席数

20席

(*テーブル8人掛け 1 *4人掛け 1 *カウンター8席)

 

 

海森 2号店 (かいしん)

 

  • お問い合わせ

050-5869-3523

  • 住所

東京都新宿区新宿3-8-7 吉川ビル 2F

  • 通手段

JR新宿駅 から徒歩10分

新宿三丁目駅 真上ーC5出口出てすぐ

新宿三丁目駅から213m

  • 営業時間

18:00~24:00

  • 定休日

無休

  • 席数

40席

(カウンター6席、テーブル4席×5、堀ごたつ8席・4席)

 

(写真と文/ブッダ猫)

 

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