猛暑の午後R-Diner(アール・ダイナー)で外国のビールを飲む!

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カンカン照りの夏の休日。

「新宿御苑でも散歩しよう」とデートに誘われた。

 

当然、こんな日は、あれが飲みたくなる新宿女子だった。

昼間から、あれが飲める店がどこにあるのか?

新宿女子はそればかり考えていた。

東京メトロ丸の内線の新宿3丁目駅から、新宿2丁目あたりを、

テクテク歩きながら、

「ちょっとお腹、すかない?」

と新宿女子は、朝も昼も食べていなかった。

 

「じゃ、どこか、入ろうか?」

と男は言った。

 

新宿の休日は、新宿通りが歩行者天国になり、人がごった返しているが、

新宿2丁目から御苑あたりは、さすがに人の数は急激に減る。

 

新宿駅前のレストランとかは、昼からディナーまで、ずっとウエイティング。

恋人がしんみりと語り合うような雰囲気じゃない。

だから、デートするなら少し外れた御苑あたりがおススメ。

 

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■何となく入りたくなるアールダイナー (R Diner)

 

新宿通りから住宅街の中に入った花園通りという小さな道がある。

お寺のお墓があり、「新宿公園」という小さな公園もある。

 

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男と手をつないで、のんびりと歩いていると、

街路樹の生い茂った一画に、おしゃれな可愛い店があるではないか。

玄関には外国のビール瓶が箱につめてある。

アメリカンナイズされたいい雰囲気じゃん。

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「ねえ。ここ、入ってみない?」

何となくフラリと入りたくなる店なのだ。

 

それに、クソ暑い夏の日は、どうしてもビールが飲みたくなる。

喉にジュワァーと流れ込む、あの感触が全身によみがえってくる。

 

ちょっと歩いただけでも、汗でびっしょりになる夏の日。

広島出身の男は、

「汗で、びしゃこじゃぁ!」

と言って笑う。

 

男は、高1の娘がいるシングルファザー。

一回り年上の男。

経済的にも精神的にもどっしりと安定している。

 

だが、この男と、交際して1年。

結婚という言葉はなかなか見えてこない。

 

ねっとりとした不快な汗を吹き飛ばしてくれるのは、

クリーミーな泡に包まれキンキンに冷えたビールだ!

 

おお! ビールよ!

そなたは、なにゆえに、私の心をとらえてしまうのか?

そなたは、どうしてビールなのか?

 

結婚など考えず、今日は、ビールにおぼれてみよう。

心のなかで「ビール祭りじゃ!」と叫んでいた。

 

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■1人客からファミリーまで愛される店

 

なかに入ると、カウンター席に、1人客が数人。

コンセントがあるらしく、パソコンで作業している人もいれば、

スマホで何かを見ながらイアフォンを耳にしている人もいる。

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テーブル席にはカップルとファミリー客が・・・。

特大のハンバーガーを子どもが頬張っていた。

付け合わせのポテトフライもかなりの量。

 

おいおい、あんなにデカいのか?

あれじゃ、1つを2人で食べてちょうどいいくらいかも・・・。

 

そんなことを考えながら高いテーブル席に男と着く。

 

注文を先にするスタイルのようだ。

注文口で女性スタッフが、

「ご注文を先にお願いします」

とニッコリ笑う。

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店内にあるメニューをザっと見回してみる。

特大の写真があるところを見ると、

ホットドッグにチリビーンズがおススメのようだ。

 

ううん。ホットドッグねぇ、と思った。

かといって、あのデカいハンバーガーは食べきれそうにない。

 

カレーやスープもあるみたいだが、それだと食事になってしまう。

今日は、昼間からビールが飲みたいのだ!

 

「ビール飲んでいい?」

と新宿女子が言うと、

 

「もちろん。ボクも飲むよ」

と男が言った。

 

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■何を食べようかと迷っていると店員がとんでもない発言を・・・

 

注文のとき、ちょっとしたトラブルが発生する。

何を食べようかと迷っているとき、

女性スタッフがとんでもないこと言ってのけたのだ。

 

その発言とは・・・。

 

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とりあえず、まずは、ビールを先に注文。

 

「私はブルームーン」        778円

 

「じゃ、ボクは、コナビール」 896円

 

ま、とにかく、何を飲むかは決まった。

 

ちなみに、「ブルームーン」は全米№1のクラフトビール。

伝統的なベルジャンスタイルのホワイトエールを飲みやすくした、

スパークリングワインのようなフルーティな味わいが特徴。

 

最高級のバレンシアオレンジピールやコリアンダーシードを使用し、

グラスに注いだビールの仕上げにはオレンジ・ガーニッシュを添えることで、

さわやかなシトラスの香りと風味が楽しめる。

 

ビールの苦みが苦手だという人は、ブルームーンの虜になること間違いなし。

 

「コナビール」はご存知、ハワイのビール。

飲みやすい味わいと、さわやかな喉越しが特徴。

日本でいうとオリオンビールのような感じ。

 

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さて、このビールに合う食べ物は何だろう?

やはり、揚げ物かな? 鶏のから揚げとか、オニオンリング、フィッシュフライとか。

この店でいうと、フライドポテトかな。

 

「さあ、どれにしよう?」

悩んでいると、女性スタッフがこんなことを言った。

 

「料理は、いま、ちょっと時間がかかります」

 

え?

マジ?

 

たしかに、さきほど、子どもが頬張っていたハンバーガーを見てみると、

かなり手の込んだ料理だ。

制作に10分から20分はかかりそうだ。

マクドナルドのハンバーガーとは、訳が違う。

 

あの注文が5つも入ると、キッチン担当はてんてこ舞いだろう。

 

注文口の後ろで黙々と調理している男性スタッフが、忙しくキビキビ動いている。

険しい表情。

客に待たせているのだろう。ちょっとピリピリしていた。

 

「じゃあ、何にしよう?」

迷っていると、

 

「ケーキ類ならば、私が作りますので、早いですよ」

と女性スタッフ。

 

「え? ケーキ?」

と思ったが、男と目くばせすると、

 

「いいんじゃない」

と目で合図を送ってきた。

 

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■アメリカのビール「ブルームーン」がドンピシャだった

 

ビールにケーキが合うのか?

そもそも、酒に甘いものというのは、反則だろ。

 

「でもさぁ。シャンパンにチョコってすごく合うだろ?」

と男が嬉しそうに言う。

 

「たしかに・・・」

ブルームーンはビールだけど、フルーティでスパークリングワインに似た味わいがある。

もしかしたら、ケーキにも合うかもしれない。

 

「どうしましょう?」

と女性スタッフが催促する。

 

「じゃ、ニューヨークチーズケーキにアイスクリームをのっけてください」

 

・ニューヨークチーズケーキ  594円

・アイスクリーム       162円

 

運ばれてきたケーキを見て、びっくり。

華やかで可愛い!

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食べてみると冷たくて、酸っぱくて、甘い!

その甘酸っぱさを、ブルームーンで流し込む。

たしかに、これはブルームーンにドンピシャ!!

 

広島弁で言うと「ブチ! うみゃぁ!」

男はそう言ってスプーンを舐めた。

 

カンカン照りの太陽の光と街路樹が作り出す濃い影を眺めながら、

2人は、昼間から、ビールを飲み、ケーキを食べた。

 

「結婚」という言葉がビールの泡とともに消えていった。

そんなこと、どうでもいいのだ。

いまを楽しもう!

 

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■まとめ

 

ランチどきは込み合って、料理提供にちょっと時間がかかるようだが、

少し、外れた時間に行けば大丈夫。

 

ハンバーガーもホットドッグも、かなりボリュームがあるので、

お腹をペコペコの減らして行くといいだろう。

 

1人でも、デートでも、ファミリーでも、気軽にアメリカンな雰囲気が楽しめる、

小さな可愛いお店だ。

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  • 店名 アールダイナー (R Diner)
  • お問い合わせ

03-6273-2367

  • 住所

東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル 1F

  • 交通手段

丸の内線 新宿御苑前駅 A1出口 徒歩5分

都営新宿線 新宿三丁目駅 C8出口 徒歩7分

JR新宿駅 徒歩20分

新宿御苑前駅から224m

  • 営業時間

11:00~22:00

日曜営業

  • 定休日

不定休

 

(写真と文/ブッダ猫)

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