新宿サブナードの「卵と私」にて、熱々で冷めたいランチを過ごす

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とある週末の土曜日。

平日にできなかった買い物を済ませた俺は昼飯をありつく場所を探していた。

いつもであれば普通に路上にある店で探すところではあるが、今日はなんとなく地下街で食べるとしようか。

気まぐれに従って、俺は新宿の地下街新宿サブナードへと降りて行った。

様々な飲食店が並ぶ区画を歩いているとヤマダ電機の入口の前あたりに来た時にとある店の看板が目に入った。

「卵と私」

なんか詩みたいな店名だな。

扱っている料理はオムライスが多い。オムライスとかが専門の店か。

そういえば、あんまこういったジャンルの店って入ったことないな。

ピークの時間は終わっているし、今日はここで昼飯にするか。

そう思った俺は「卵と私」の入口へと足を進めた。

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1.地下にありながらも人気のオムライス専門店

レジのところにいた店員に1人で来たことを伝え、俺は入口近くの席へと通された。

もうランチ時は過ぎているのだが、そこそこの人数がまだ店内にはいた。

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地下街にある店なのに意外と人も来るもんなんだな。これはいい店に入ったかもしれない。

自分の引きの良さに喜びながら、テーブルの上に置いてあったメニューを開いた。

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オムライスの専門店というだけあってメニューの一番上にあるのは昔ながらのオムライスだ。

チーズ入りのオムライス。しかもデミグラスソース仕立てか。そそるなぁ。

けどもう一押しなんかほしいな。

そう思った俺の目にとあるものが映った。

「とろ~りチーズのハンバーグオムレツドリア」

ほう。さっきのやつにハンバーグが加わったか。

これはきっとうまいぞ。

よし。今日はこれにしよう。

昼食の一皿が決まったので店員を呼ぼうとしたが、上げようとした手を止めて下ろした。

待てよ。どうせだったらもう一品ぐらいなんか行っとくか。

そう思って再び手元のメニューを見やる。

だがほとんどがプレートメニューしかない。単品料理はあまりないのか。

諦めかけたとき、ドリンクとデザートのセットが目に留まった。

デザートか。ちょっと違う気もするがこれにするか。

決まったところで俺は店員に今日のランチの二品を注文した。

デザートは何種類かあった中から個人的に好きそうなフォンダンショコラをチョイスした。

2.とろーり熱々なハンバーグオムレツドリア

まず最初に届いたのはセットになっているスープだ。

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見た感じコンソメスープっぽいな。さて、どうだろう。

すっとカップを持ち上げて一口飲んでみる。

鼻に通る香り、そして舌に触れる味。

間違いない。至って普通のコンソメスープだ。

ありふれたシンプルな味ではあるけれど、セットにこれがあるだけでちょっとお得な感じがするんだよな。

そして遅れてメイン料理「とろ~りチーズのハンバーグオムレツドリア」が運ばれてきた。

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オムレツドリアの皿が目の前に置かれたとき、「意外と小さい」という印象を受けた。

写真で見たときはもっとカレーとかで使われるような皿で出てくると思っていたのだが、このオムレツドリアは二回りぐらい小さい。普通のグラタン皿同じ位だろうか。

うーむ。ちょっと予想が外れたな。まだでもうまそうだからいいか。

テーブルの上に置いてあったスプーンを手に一掬い。

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フワッとした卵の衣に包まれたドリア、そしてそれらに付き添うように溶けたチーズが糸を引く。

いかにもうまそうだ。

匙の上に乗った一杯をゆっくりと口の中へ運ぶ。

うお。あっつ!

思わず口をハフハフと動かす。

作り方はどうやっているのかはわからないが、こういった皿を使った料理の例に漏れず、かなり熱い。

熱の正体は溶けたチーズだ。

溶けたチーズというのは時にとんでもないトラップとなるが、

だがその熱に負けないくらいしっかりとドリアの味付けが主張する。

ドリアはデミグラスソース味のようだ。

濃厚な味と甘味はチーズにはない旨味を持っている。

そしてその2つをまとめているのはトロトロの卵。やはりオムレツと言ったら卵はこうでなくっちゃ。

それにしても、ハンバーグはどこに行った?

まだ見ぬ肉を探しながら食べ進めていくと、皿の中央付近でようやく求めていた肉塊を発見した。

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ハンバーグとドリア、チーズ、そして卵。すべてが盛られるようにスプーンで掬い、口へと運ぶ。

ああ、最高。

デミソースオムライスとこれという選択肢の中から後者を選んだ俺、よくやった。

ハンバーグというさらにうまさを引き立揚げる要素が加わったことで、がっつりとした感じに変わっている。

ハンバーグはやはり偉大だったか。

二口目を掬ったときにはマッシュルームが出てきた。

ちょっとしたお宝を見つけて喜んでいるとだいぶ腹が膨れてきた。

このペースでだと、食いきった時にはちょうど腹いっぱいになっていそうだ。

最初は少ないと思っていたが、案外そんなこともなかったというわけだ。

だが今回の食事はこの皿を食べ終えれば終わりというわけではない。

なぜなら、この後デザートが待っているのだから。

3.フォトジェニック的なデザート

オムレツドリアを完食した俺に店員がデザートとアイスコーヒーを持ってきた。

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見るからに洒落たセットだ。

届いた瞬間にココアの香りが鼻へ届いてくる。

そして、このフォンダンショコラ。この見た目。今流行りの「フォトジェニック」的な見た目ではないか。

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上に乗っているのはバニラアイスだな。オムレツドリアは熱々の一皿だったが、こっちはひんやりした一皿になるというわけだ。

にしてもこれ、どうやって食っていくのが正しいやり方なんだ?

先に上のアイスを片付ける? それとも一緒に食う?

ああ。もう考えるのやめ。軽くカパーンと割って食ってみるとしよう。

そう結論付けて、俺はスプーンで下のフォンダンショコラの部分にスプーンのエッジを立てて押し込む。

やや硬めの感触の後、スプーンがフォンダンショコラを縦に割り、皿に当たってカチンと音を立てる。

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割った箇所からソースがあふれてくる。どうやら中にはキャラメルソースがいるようだ。ますます小洒落度が上がるな。

早速一口分スプーンの上に乗せて口へと運ぶ。

ちょっとビターで大人な苦さを含んだチョコの味が口内に広がっていく。

思えば甘い味が舌へと届いてくる。これはバニラアイスとキャラメルソース、どっちの

また上に乗っているアイスがオムレツドリアで熱せられていた舌をいい感じに冷やす仕事をしてくれている。

これはうまい。

そしてそれがまたコーヒーとよく合う。

フォンダンショコラというものを今まで食べる機会に恵まれなかったので見た目からチョコケーキ的なものをイメージしていたが、まったく違う。

オムレツドリアだけで食事を済ませなかったのはまさに正解だった。

 

ランチを済ませた俺は会計を済ませて店の外に出た。

まさか新宿の地下にこんなにいい感じのランチの店があったなんてな。

思わぬ発見をに満足し、残っている買い物の続きへと繰り出した。

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・あとがき

卵と私の店舗は新宿には今回訪れたサブナード店の他に小田急ミロードの中にも店を構えている。

今回紹介した卵と私新宿サブナード店は地下街にあるということもあって天候に左右されることもない。

また料理は目そして舌で楽しめる。

そういったところを含めて、女性と来る際にもおすすめの店かもしれない。

 

【今回紹介した品】

とろ~りチーズのハンバーグオムレツドリア 1050円

デザート+ドリンクセット 380円

卵と私新宿サブナード店

・住所

東京都新宿区歌舞伎町1 新宿サブナード 地下街
・電話番号

03-3341-4184

・営業時間

11:00〜23:00(L.O.22:30)

(写真と文/鴉山翔一)

 

 

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