昭和の色濃く残る「豚珍館」に多くの人が訪れる3つの理由

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人生どんな感じに生きればいいのか。

それは誰もが一度は考えたことがあることだろう。

その答えについて、昔読んだとある漫画のセリフが頭の中をよぎることがある。

「とんかつをいつでも食えるくらいになりなよ。それが、人間、えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ」

そして、このセリフが頭の中に浮かんだ時というのは俺の場合、だいたいとんかつが食べたくなってくる。

 

今回紹介するのはまさにとんかつを扱う人気店だ。

その人気店の名前は「豚珍館」。

では早速行ってみるとしよう。

 

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・西新宿にある昭和の色が残る店

今回する紹介する「豚珍館」は西新宿の松屋とABCマートの間の路地に入ったところにある。金曜日の仕事帰りにこの店に行ってみるとやはり人気店というだけあって、やはり人が多い。

2階に店舗があるのだが、階段には先客が6人くらいいる。

仕事が終わった後にすぐ来たのだが、やはり8時くらいともなると人が集中する時間だったのだろう。

だがせっかく来たのだ。少し待ってみるとしよう。

 

10分くらい待っていると店員が出てきて注文を聞かれた。

豚珍館には様々な揚げ物のメニューがある。その中で俺が注文したのは「とんかつ」だ。このメニューは豚珍館の看板メニューだ。

注文を受けると店員は店の中に戻っていった。

 

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注文してから10分経つか経たないかくらいで店内に入ることができた。

店内の雰囲気を一言でいえば「昔ながらの定食屋」といった感じだろうか。

L字の店内には多くのテーブル席がある。厨房側にはカウンター席もあるようだ。

当然ながら満席だ。

俺はテーブル席の一角に通された。一人で来たのと時間が時間というのもあって相席だ。

反対側に座っているのは見た目的に学生と思われる二人組だ。豚珍館のすぐ近くには工学院大学や専門学校のHALもあるから、おそらくそこの生徒だろう。食べているのは串カツとクリームコロッケのセットのようだ。

店内にいる客の層もかなりばらばらだ。

俺と同じサラリーマンと思われる人。中年の人。OLのグループ。学生。その他諸々。

これだけ様々な人が来るというのは、それだけこの店が多くの人に愛されているからだということだろう。

 

席に着いたところで少し待つだろうと俺は思っていたのだが、その予想はすぐに裏切られた。

 

 

とんかつ

 

・ボリュームたっぷりのとんかつ

席に着くとすぐに、注文していたとんかつが届いた。先に注文していただけあって届くのがとてつもなく早い。

 

それにしてもどうだろうか、このボリュームは。

山盛りのキャベツと厚く大きなとんかつ。そして並々と盛られた白飯に豚汁。

特に大盛りとかのオプションは付けているわけではない。それでもこれだけの量があるのだ。

すでにエンプティー状態の腹にはこのボリュームは嬉しすぎる。

早速いただいてみるとしよう。

テーブルの上を見てみるとソースは2種類あるらしい。甘口のものと辛口のものだ。

とりあえず甘口のソースをかけて一切れ箸で持ち上げる。

とんかつはしっかりと厚みのある肉を使用しているため、持っていてその重みを感じることができる。

その1切れをゆっくりと口の中へと運んで噛みしめると、肉と衣、ソースの味がきれいに混ざり合う。

脂身と赤身のバランスから推測するに、使われているのはロース肉だろう。その肉を粗めのパン粉で作られた衣がしっかりと包み込み、ソースの味を保持している。

1切れ目にかけた甘口のソースはどこかフルーティーな味わいがする。

その味わいがまたとんかつの味を引き出すのに最高だ。

 

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2切れ目は辛口のソースをかけてみることにした。

こっちのソースには唐辛子と思われる赤いつぶつぶが入っている。

かけて食べてみると、後からピリッとした辛さが来る。

この味からして、もしかしたら唐辛子以外にも他の香辛料が入っているかもしれない。

とんかつの皿の上には特に練りからしが盛られていなかったので、このソースが辛さを引き出すために使われるのかもしれない。

 

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ソースはこの2種類かと食べているときは思っていたのだが、実はもう一種類あった。

オレンジ色をしていたので、見た目的にドレッシングだと思っていたものがどうやら洋風のソースだったらしい。

だが気付いた時には時すでに遅し。

すでにとんかつを全部食べた後であった。

次に来たときはこのソースについても試してみたいと思う。

 

・お代わり自由なご飯と豚汁

豚珍館の揚げ物の御供として忘れてはならないのはご飯と豚汁だ。

まずご飯は秋田県の大潟村で収穫されたあきたこまちだ。

日本有数の銘柄であるこの米を豚珍館では丼に並々と盛り付けている。

もちろんとんかつとの相性は抜群だ。

やはりとんかつを食べるのであれば白米は必須だ。これくらいあれば困ることはない。

 

 

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汁物として用意されているのは大根と豚肉を使った豚汁だ。

大根は口の中で簡単に崩れるくらいに柔らかくなっていて、しかも味がしっかりしみている。そして豚肉から出たと思われるうま味は汁がしっかりと受け止めている。

これはうまい豚汁だ。

 

こんなに魅力的なご飯と豚汁が嬉しいことに豚珍館ではお代わり自由だ。

しかもお代わりのもらえるまでのくだりもどこか昭和っぽい。

豚珍館のフロアには常に何人かの店員さんがいる。その店員さんたちが空いている丼やお椀を見かけると「お代わりどうします?」とわざわざ聞いてきてくれるのだ。

この対応がどこか昭和っぽくてまたいい。

こんなことしてくれる店は今どきもうほとんどないのではないだろうか?

もちろん、俺はその言葉に甘えることにし、豚汁のお代わりを頼んだ。

ご飯を頼まなかったのは1杯だけでもかなりのボリュームがあり、お代わりした後に食べきれる自信がなかったからだ。事実、2杯目のご飯を注文していた目の前の学生は終盤結構苦しそうだった。

お代わりを頼むとすぐに2杯目の豚汁が届いた。箸休めもかねて一口飲むと、その味わいでホッと一息つくことができる。

いやはや。うまい。

結局、豚汁に関してはもう一杯お代わりをもらい、それを飲み終わったところで俺は店を出たのだった。

ごちそうさんでした。

 

 

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まとめ

さて今回は多くの人に未だに愛されるとんかつ屋「豚珍館」を紹介したがいかがだっただろうか。

昭和の色を残している豚珍館は平成の時代になっても変わらず多くの人に愛され続けていることを知っていただけたことだと思う。

豚珍館の営業時間は平日が夜11時、土曜日が夜10時までだ。仕事が遅くなってしまってまだ夕食を食べれていないというときなどはありがたいのではないだろうか。

新宿中央公園でドラマなどのろけがあった際に今や名俳優となった多くの人たちが撮影の合間に豚珍館よく利用したということだ。

ぜひともその愛され続けている味を味わってみてほしい。

 

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【今回紹介した品】

とんかつ 950円

 

豚珍館

・住所

東京都新宿区西新宿1-13-8

・電話番号

03-3348-5774

・営業時間

11:00~15:00

17:00~23:00(土曜は22:00)

日曜定休

 

(写真と文/鴉山翔一)

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